僕のご贔屓監督の一人で、前作『ある男』から更にグレードアップした作品であった。
既成の概念では捉えられない不思議な感覚を持った映画である。
不勉強ながらカズオ・イシグロの原作は読んでいないので映画との比較はできない。
好き嫌いと評価は別れると推察されるが、映画の作り手と対話しながら何が真実で何が嘘なのか 映画という虚構の世界を楽しむことができた。
広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊 お疲れ様。
監督、脚本、編集の石川慶監督 次回作も楽しみにしています。
みんなの感想
おやじ
愛


さすがカンヌ国際映画祭に行くまでの作品でした。まさかの衝撃が最後にドンッと来てそれまで安定のキャストの豪華さも申し分無さすぎました。

僕のご贔屓監督の一人で、前作『ある男』から更にグレードアップした作品であった。
既成の概念では捉えられない不思議な感覚を持った映画である。
不勉強ながらカズオ・イシグロの原作は読んでいないので映画との比較はできない。
好き嫌いと評価は別れると推察されるが、映画の作り手と対話しながら何が真実で何が嘘なのか 映画という虚構の世界を楽しむことができた。
広瀬すず、二階堂ふみ、吉田羊 お疲れ様。
監督、脚本、編集の石川慶監督 次回作も楽しみにしています。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除小説とは違う映画がとして観れば、良い作品だと思います。
日本的解釈、後半からの展開は、映像化が巧く出来ていると思います。
さすがカンヌ国際映画祭に行くまでの作品でした。まさかの衝撃が最後にドンッと来てそれまで安定のキャストの豪華さも申し分無さすぎました。
ミステリアスでありながら、大きなトリックや壮大な展開が起こる訳でもない。ただ一人の女性の半生を紐解く、淡く儚い時間の流れを共にする作品。
不思議な空気がずっと、ずーっと続く中、夢か現実か、嘘か本当か、自分の過去を語るにも素直になれない、第三者視点で描写され翻弄される。
でもこれが納得できて、「この人なら、確かにそう語り聞かせるだろうな」と、微笑ましい。
ちょっと落ち着いた映画が観たい人に、お勧めです。