ダイヤモンドプリンセス号が大黒埠頭に停泊していたあの時、私は対岸の本牧埠頭内の警備に従事しておりました。夜になると、D·P号に明かりが灯り、まるで不夜城のように美しく、とてもその船内に未知のウィルスが、蔓延している様には見えませんでした。
その大黒埠頭では、船外の各ゲートで出入管理や、動線上の警備業務にあたっていた複数の警備会社の同輩たちは、当初マスクや消毒液もない状態でD·P号の訪船者などへ、1日100枚以上の一時立入許可証発行を素手で対応していましたが、幸いD·P号の時には感染を免れました。
D·P号船内のことは、TVやスマホのニュースで見聞きしたことが真実と思っておりました。ところが映画により、ウィルス対策の専門機関のない日本ではこの時、災害派遣医療チーム(DMAT)が率先するかたちで、厚労省職員との協力のもと、治療法不明の未知のウィルスと云う絶望と背中合わせの状態を続けながら、人智を超え諦めないことで僅かな希望を掴もうと、自らの命を危険に晒しながらも、このパンデミックに最前線(フロントライン)で、立ち向かっていたことを――
そして当事者ばかりでなく、家族までもが、SNSツイートで細菌呼ばわりされている有様。
ツイートで「バズる」の語源は、英語の“viral”で、virus(ウィルス)の派生語でもあり、「ウィルス性の」と云う意味もある様です。
つまり医療関係者や厚労省職員、そしてダイヤモンドプリンセス号のクルーたちは、コロナウィルスとSNSvirusの2種類のウィルスを相手に、我が身と家族をリスクに晒して、戦ってくれていたことになります。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除ダイヤモンドプリンセス号が大黒埠頭に停泊していたあの時、私は対岸の本牧埠頭内の警備に従事しておりました。夜になると、D·P号に明かりが灯り、まるで不夜城のように美しく、とてもその船内に未知のウィルスが、蔓延している様には見えませんでした。
その大黒埠頭では、船外の各ゲートで出入管理や、動線上の警備業務にあたっていた複数の警備会社の同輩たちは、当初マスクや消毒液もない状態でD·P号の訪船者などへ、1日100枚以上の一時立入許可証発行を素手で対応していましたが、幸いD·P号の時には感染を免れました。
D·P号船内のことは、TVやスマホのニュースで見聞きしたことが真実と思っておりました。ところが映画により、ウィルス対策の専門機関のない日本ではこの時、災害派遣医療チーム(DMAT)が率先するかたちで、厚労省職員との協力のもと、治療法不明の未知のウィルスと云う絶望と背中合わせの状態を続けながら、人智を超え諦めないことで僅かな希望を掴もうと、自らの命を危険に晒しながらも、このパンデミックに最前線(フロントライン)で、立ち向かっていたことを――
そして当事者ばかりでなく、家族までもが、SNSツイートで細菌呼ばわりされている有様。
ツイートで「バズる」の語源は、英語の“viral”で、virus(ウィルス)の派生語でもあり、「ウィルス性の」と云う意味もある様です。
つまり医療関係者や厚労省職員、そしてダイヤモンドプリンセス号のクルーたちは、コロナウィルスとSNSvirusの2種類のウィルスを相手に、我が身と家族をリスクに晒して、戦ってくれていたことになります。
色々と 考えさせられた作品。
2020年 新型コロナウイルスによるパンデミックが発生。
あのクルーズ船で 一体 何が行われていたのか、マスコミによる加熱報道の煽り、とある医師による暴露動画投稿、差別や偏見・風評被害に見舞われた医療機関や医療従事者たち。
様々な角度から 捉えられた。
是非 観て頂きたい。
映像を観て、当時のDMAT、厚労省の関係者に敬意を感じました。
わたしは介護従事者ですが、当時のダイヤモンドプリンセス号の一件はまだまだ他人事感が強く。そのちょっと先にあんな事態になるなんて、きっと考えてなかったよなぁ…と。
でも、コロナ禍でも職務は本当に今まで経験したことのない決断や行動を求められていた事に想いを馳せながら、
わたしたち以上に未知のものと闘っていた方々の想いと強さが沁みました。
絶対に観る!と決めて、今日はじめて観させていただき、改めて、船の中のクルーの皆さん、見えない未知のウイルスとの闘いに飛び込んだDMATの皆様に心から敬意を表したく、たくさんのことを考えさせられました。
もう過ぎた事だけど、こんな事があったなあ。
誰も知らない船内の事、携わった人達の苦労をこの映画で知りました。
マスコミや世間の勝手なコメント、非常に腹がたちました。
とても良い映画、今の世の中に、みんなに観てもらいたいです。
今、見終わったばかりで書いてます。
もうすっかり忘れてた当時の緊迫した状況がすごくよく描かれてたと思います。激しさはありませんが、大変な状況下でどう動けばいいか?正解はなかったであろう中で頑張った人たちの姿があったと思います。
多くの人に見ていただきたいな、と思います。
当時の様子を色々と伺い知ることが出来、自然と涙が出ました。
脚色もあるのだろうけど、大変だった事は事実です。
みんなが共感できる映画ではないでしょうか。
観てよかったです。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除ポストコロナ禍に成ってコロナVirusが街から次第に失くなってきた事と今年で本格的に昭和時代たるものが終焉する時期に打って付けの映画だった。
改めて当時の??での"フロントライン"たる現場でのDMATの勇気ある活躍やエッセンシャルワーカーの方々無くして今現在の落ち着いた??はあり得ないと実感した。
個人的にはこの世界??的なパンデミック??によって人生に大打撃を受けた事やTOKYO2020の大失態大失敗が赦せない事が脳裏に過ぎった…
未だに??政府はパンデミックが何故起こり、原因であるのは何かを検証してマスコミも国民にキチンと報道しようとしない?‼️
誰のせいで?❔⁉️…もっと国民は鑑みるべきことだと思う…うやむやにせずに…
5年前に何が起こっていたのか、どれだけ大変だったのか知ることができました。
なんだろう?いい映画、良質な映画を見た後味です。他のよく見る映画とはちょっと違う涙が出ました。誰もが嫌がること、誰かがやらなきゃいけない事へ自己献身、義務の精神をお医者さん達は持ってる方が多いんだろうな。大変なコロナ期を務めて来た医療関係の方々に感謝致します。