2023/01/13
2021年、登山界最高の栄誉「ピオレドール生涯功労賞」をアジア人として初受賞。世界の巨壁に《単独・無酸素・未踏ルート》で挑み続けた登山家・山野井泰史。はじまりは1996年、ヒマラヤ最後の課題「マカルー西壁」に単独で挑む《究極の挑戦》への密着取材。その後、山野井をめぐっては、2002年に凍傷で手足の指10本を失うこととなるチベット・ギャチュンカンでのサバイバルがあり、2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭った。それでもなお“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫る。
ナレーションは、今回初めて”語り手”としてドキュメンタリー映画に参加する岡田准一。監督は自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明。長期に渡る取材を通して《極限の人》の実像に迫る、唯一無二の作品を作り上げた。
山野井泰史
(C)TBSテレビ