〔原爆の父〕と呼ばれたユダヤ系物理学者ジュリアス・ロバート・オッペンハイマーの物語である。
1942年のマンハッタン計画(原子爆弾開発)に加わったばかりに、波乱万丈の人生に巻き込まれる。
上映時間180分長丁場の映画であり〔赤狩り〕に引っかかり公聴会の追求場面から始まるが、セリフのやり取りだけで展開される物語構成に〔予備知識〕がなかったので正直いって面食らった。人物のアップカットの多様と必ず聞こえてくる音楽。取っ付きにくい映画と思いながら見ていく。後半1時間30分過ぎたあたりでヒットラーが亡くなったという場面から物語が加速して一気に面白くなってくる。ドイツに原爆を落とす予定から日本への降伏要求の最終宣言(ポツダム宣言)を早めさせるために〔原子爆弾〕の実験を行う。
この〔原子爆弾〕実験のシーンが光と音と爆風が〔T-LEX〕の迫力ある映像とスピーカーから聞こえてくる立体的な音響に驚くと同時に怖さを感じてしまった。
そして広島の原爆投下と進んでいくが、映画ならではの省略法を持ち得て表現する。
最後の1時間が秀抜。オッペンハイマーの苦悩と物理学者としてのプライド、友人の嫉妬、妬み、妻の支え。ほとんど馴染みのない役者が演じているのでリアルティを感じる。
音楽、撮影、編集は一級品の出来栄え。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除〔原爆の父〕と呼ばれたユダヤ系物理学者ジュリアス・ロバート・オッペンハイマーの物語である。
1942年のマンハッタン計画(原子爆弾開発)に加わったばかりに、波乱万丈の人生に巻き込まれる。
上映時間180分長丁場の映画であり〔赤狩り〕に引っかかり公聴会の追求場面から始まるが、セリフのやり取りだけで展開される物語構成に〔予備知識〕がなかったので正直いって面食らった。人物のアップカットの多様と必ず聞こえてくる音楽。取っ付きにくい映画と思いながら見ていく。後半1時間30分過ぎたあたりでヒットラーが亡くなったという場面から物語が加速して一気に面白くなってくる。ドイツに原爆を落とす予定から日本への降伏要求の最終宣言(ポツダム宣言)を早めさせるために〔原子爆弾〕の実験を行う。
この〔原子爆弾〕実験のシーンが光と音と爆風が〔T-LEX〕の迫力ある映像とスピーカーから聞こえてくる立体的な音響に驚くと同時に怖さを感じてしまった。
そして広島の原爆投下と進んでいくが、映画ならではの省略法を持ち得て表現する。
最後の1時間が秀抜。オッペンハイマーの苦悩と物理学者としてのプライド、友人の嫉妬、妬み、妻の支え。ほとんど馴染みのない役者が演じているのでリアルティを感じる。
音楽、撮影、編集は一級品の出来栄え。
IMAXを前提で作られているので、IMAXで観る事が可能な方はIMAXで観てください。
内容は観た人がどう受け取るかで感想が違います。作品が人を選ぶ感じです。
トップレベルの音響を楽しめます。
IMAXでの鑑賞を推奨!
史実のオッペンハイマーがスパイ疑惑をかけられた時の話について事前に勉強しておかないと、
映画のストーリーについていけないかも……。
演技と映像に加え、特に音響によって不安や恐怖を強く表現していると感じました。
日本人としては、各キャラクターに対して「勝手に震えてろ」という気持ちになりましたが、3時間の上映に長さは感じず、映画館で観て良かったと思う作品でした。
同じ題材でオリバーストーン監督に作って欲しい
長いのは構わないが間延びしすぎ
色々と考えさせられる映画だった。
良かった。
論点がそこでいいのかな?
した方が言い訳を探す、世の常かも
もうひとつ言えばRの指定は濡れ場でなく、凄惨な原爆後のシーンであってほしかった
人間味が欲しかったから?
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除物理学者の好奇心や探究心を悪い方向に利用して人類史上最悪の兵器を作らせそれを実際に使用してしまった愚かさと稚拙さをまざまざと見せつけられました。序盤のシーンで量子力学は楽譜である(ニュアンス)というセリフがあるのですがそれを表現したかのように音響が鬼気迫るものが多く少し鳥肌が立ちました。
まず話が長い。
続いて、思わず吐き気がしそうな、論点をずらし、ひたすら詭弁でしかないストーリーと撮影視点に怒りすら覚える。
日本への核攻撃について、余りにもアッサリと、「日本に?あ、そうなんだ。」と認めた男が戦後すぐに水爆開発に反対し、世界平和利用の為に尽力などと、その過程があまりにも丁寧に描かれていないあたり、やはり「原爆は戦争を想起で終わらせるための最善の策(アメリカ人の歴史的共通認識)」という事にどうしても持っていきたいのだろう。(怒)
原爆はそもそもドイツへの核攻撃を想定して開発していたそうだが、それを日本に使う事にしたのは深い所では何だったのか全く語られない。
そう、持ち得た兵器は、通常だろうと大量破壊だろうととにかく詭弁を弄して使うのがアメリカ人の本質であると、言いたいとしか思えない映画だった。
ごく最近にアメリカの老害議員がガザを核攻撃すれば良いのにと言っていたことがあったがこれこそ、この認識こそアメリカ人の心理的本質だと思い知った。(怒)
事前に予備知識を入れておかないと、話の筋がわかるまで意味がわからないです。人物の名前も誰が誰だかわからなくなってしまいました。マット・デイモンずいぶん貫禄がでましたね…
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除日本に向けての映画ではないからモヤモヤする。謝罪とかよりもアメリカの中の政治の話。
原爆の映画というわけではないようだ。
03/30 IMAXで鑑賞
前例の指定席Lー11に座ってた奴が
頭デカ過ぎて字幕が全く見えず
オマケに隣もクソ暑いのに
ダウン着込んだデブ男で寄ってきて
暑苦しくてストーリーが頭に入って来ない
胴長頭デカい奴とデブは迷惑なので
映画館の角で見てくれ!!
映画代返せ〜!!
余韻が残る良い作品。ドキドキしながらみたよ!
賛否両論分かれる内容かも!
見る人によって、見方が変わりそう!
思慮深い作品でした。
難しい話の部分がいくつかありまたいきなり話が変わるからついていけないところもあった。あとめっちゃ長い。だけど天才ゆえの悩みや周りの人間との関わりのシーンなどが考えさせられる話だった。