2023/11/10 公開終了
斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。 梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。
綾野剛 / 柄本佑 / さとうほなみ / 吉岡睦雄 / 川瀬陽太 / MINAMO / Nia / マキタスポーツ / 山崎ハコ / 赤座美代子 / 奥田瑛二
(C)2023「花腐し」製作委員会
みんなの感想2
この感想にはネタバレが含まれています!
モノクロに近い色合い 雨の情景 好きな映像でした 最後のエンドロール後のカラオケデュエットシーンは必要ですか? この頃の映画は、エンドロール後の蛇足が多いと感じるのは、私だけでしょうか? こうあって欲しいとの思い、救いを表現したいのでしょうが、かえって余韻を消していませんか。 エンドロール後の其々の、あったかもしれない別の人生表現で胸にグッと来たのは、台湾映画で金門島での兵士と娼婦たちの月下美人を題材にした映画でした。
懐かしい「映画」の匂いが終始心地よく、それでいて瑞々しい。荒井晴彦監督、主演の綾野剛さん始め、「映画人」と呼ぶべきこのキャストスタッフ陣だったからこそ到達出来た境地。本当にかけがえのない素晴らしい映画体験でした。 特に終盤、そしてエンドロールで一気に心を持っていかれ、琴線に触れるというのはこういう感覚なのだと、震え泣くばかりでした。 今もあの曲やあの曲が胸で鳴っています。 エンドロールの最後の最後まで必ず観てください。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除モノクロに近い色合い 雨の情景
好きな映像でした
最後のエンドロール後のカラオケデュエットシーンは必要ですか?
この頃の映画は、エンドロール後の蛇足が多いと感じるのは、私だけでしょうか?
こうあって欲しいとの思い、救いを表現したいのでしょうが、かえって余韻を消していませんか。
エンドロール後の其々の、あったかもしれない別の人生表現で胸にグッと来たのは、台湾映画で金門島での兵士と娼婦たちの月下美人を題材にした映画でした。
懐かしい「映画」の匂いが終始心地よく、それでいて瑞々しい。荒井晴彦監督、主演の綾野剛さん始め、「映画人」と呼ぶべきこのキャストスタッフ陣だったからこそ到達出来た境地。本当にかけがえのない素晴らしい映画体験でした。
特に終盤、そしてエンドロールで一気に心を持っていかれ、琴線に触れるというのはこういう感覚なのだと、震え泣くばかりでした。
今もあの曲やあの曲が胸で鳴っています。
エンドロールの最後の最後まで必ず観てください。