良くも悪くも庵野秀明監督らしい作品だと思いました。
「当時の」特撮ファンやウルトラマンファンのツボをしっかり押さえているので、ファンには安心して楽しく見られると思います。序盤に旧版調のBGMを多用して引き込むところとか、設定の矛盾点や時代のギャップを今風の感覚に落とし込むところが巧いです。
一方でいかにも庵野秀明さんらしい表現がそこかしこに目につくので、「庵野的表現」が苦手な人には微妙な面もあるかもしれません。実は自分がこの口ですが(相変わらず多用される明朝体、衒学的で一見深そうだけど実は浅いストーリー、昔とほとんど変わってない世界観…)、それを差し引いても十分楽しく見られました。
まさに「庵野版ウルトラマンの集大成」、同人作品時代からコツコツ積み上げてきた庵野さんの思いやスキルをぶち込んだ作品で、駆け出しの頃の「帰ってきたウルトラマン」を思い出すと感慨深いものがありました。
これをウルトラマンの正統な続編とするのは正直微妙ですが、最高級のファンアートと考えれば十分アリです。
シン・ゴジラでは最後にゴジラのテーマを使ってきましたが、今回オリジナル版の主題歌がなかったのにはやっぱりそれなりの理由があるんでしょうか。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除良くも悪くも庵野秀明監督らしい作品だと思いました。
「当時の」特撮ファンやウルトラマンファンのツボをしっかり押さえているので、ファンには安心して楽しく見られると思います。序盤に旧版調のBGMを多用して引き込むところとか、設定の矛盾点や時代のギャップを今風の感覚に落とし込むところが巧いです。
一方でいかにも庵野秀明さんらしい表現がそこかしこに目につくので、「庵野的表現」が苦手な人には微妙な面もあるかもしれません。実は自分がこの口ですが(相変わらず多用される明朝体、衒学的で一見深そうだけど実は浅いストーリー、昔とほとんど変わってない世界観…)、それを差し引いても十分楽しく見られました。
まさに「庵野版ウルトラマンの集大成」、同人作品時代からコツコツ積み上げてきた庵野さんの思いやスキルをぶち込んだ作品で、駆け出しの頃の「帰ってきたウルトラマン」を思い出すと感慨深いものがありました。
これをウルトラマンの正統な続編とするのは正直微妙ですが、最高級のファンアートと考えれば十分アリです。
シン・ゴジラでは最後にゴジラのテーマを使ってきましたが、今回オリジナル版の主題歌がなかったのにはやっぱりそれなりの理由があるんでしょうか。
観て来ましたヨ! 座席番号M-7、8で(笑)…
良くも悪くも初代ウルトラマンへのオマージュとリスペクトに溢れた作品ですね。
その分、「ウルトラマンの地球人愛」と言うテーマが見えにくくなったような気がします。
それに「シュワッチ!」と言うセリフ(?)が聞けなかったのが残念かな。
全く面白くない!!
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ネタバレフィルター解除シン・ゴジラのロゴから始まるオープニングや楽曲など当時のウルトラマンが好きだった人へのサービスが満載。
当時の事情により追加されたカラータイマーや背中のチャックや目の穴を排除しつつも中にスーツアクターが入っているかのようなウルトラマンの造形が見事。
ぬいぐるみを使い回した怪獣、ウルトラマンの飛行姿勢や動き、知的宇宙人の交渉術、一兆℃の火球など当時のネタを交えつつ宇宙人ゾーフィをぶち込んでくるなどマニアの心をくすぐる仕掛けが随所に。
ちょいとご都合主義的なところもご都合主義の塊だった当時の作風を知る者にとっては心地よいオマージュ。最後の決戦もオリジナルの良さを見事に昇華させた展開でした。
ただしあくまで初代ウルトラマンのオマージュ作品でありその枠に縛られた作品なので、当時のウルトラマンに特別な思い入れがない人にも響く作品であるかどうかといえば残念ながらNOかな。
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ネタバレフィルター解除最新の映像技術と、ウルトラマン本放送当時の特殊効果をうまく融合させた作品だったと思います。
令和の日本にウルトラマンや怪獣・宇宙人が現れたら確かにこう言う動向になるだろうなと思いながら見ていました。
最近、YouTubeなどで「もしも1兆度の火の玉が出現すると実際はどの様になるのか」を科学的に検証した動画などがありますが、劇中でその検証内容が反映されていたり、日本国外の国がどの様に介入してくるかなど、本放送当時には考慮されていなかった事が反映されていて、そう言う部分が面白いと思いました。
昭和に放送された最初のウルトラマンと比べると、ウルトラセブンの様な少しビターな印象を受ける部分もあれば、思わず吹き出してしまう部分も盛り込まれていたりと、個人的には満足できる作品でした。
正直言うと、微妙でした。迫力あるスケールで、戦闘シーンは見応えがありました。(一部突っ込みを入れたくなる部分もありましたが・・・)また、斎藤工さんをはじめとする豪華キャストによる演技、米津玄師さんの主題歌「M八七」も良かったです。しかし、後半になるにつれ、ストーリーが少し複雑になっていて、混乱しました。個人的には、初心者でも楽しめる分かりやすいストーリーでも良かったんじゃないかなと思います。力を入れていただけに、少し残念でした。
これから観ようと思っている方は、ある程度ウルトラマンを知った上で観ることをオススメします。(ウルトラマン初見の私が観た感想)
最初に断っておくが、庵野さんの作品の一部好きですが、ウルトラマンシリーズ自体は好きでは無かった。それ前提でIMAX版を観た感想として役者の無駄遣いか、役者の演技が脚本に見合わないかのどっちかが分からなくなるまで混乱していた。こう言う場合大体監督が下手による結果でした。映画自体は空想特撮映画として断っていたのでシナリオやCGを口出すつもりはない。でも顔出しの役者さんの演技の違和感は間違いなく現場監督によるものだと思います。
特撮映画ではなく、空想特撮映画であることがポイント。レトロな雰囲気も庵野さんらしい社会風刺的なくだりもあり、最後まで楽しめました。俳優さんはセリフ覚えるのかなり大変だったのではないかと思います。劇場の大画面、できればIMAXで観るべき作品だと思います。
このウルトラマンを観て今の子供達がワクワクするのか?好きになるのか?
昭和39年の我々の絶対的なヒーローを、この様な描写をされて無念です。
仮面ライダーも無残にされるのでしょうね。
もう思い出を壊さないで欲しい。
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ネタバレフィルター解除賛否両論ありそう。
ウルトラQからのウルトラマン登場、ネロンガ戦まではワクワクした。
ミニチュア感やスペシウム光線のエフェクトも懐かしく期待が持てたが、その後の展開が残念。
俳優陣は頑張っているのに、ザラブ、メフィラスのエピソードで急にスピードダウンし、ラストに向けて盛り上がらない。ゼットンも疑問。
バルタン星人を出してもっと活劇部分に注力したら盛り上がったのに。
オリジナルデザインを尊重したのはわかるが、赤いラインの色が変化して活動限界を表すなら、カラータイマーを残してもよかったのでは?
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ネタバレフィルター解除面白かったけど他の方が言うようにちょっと中弛みがあるような気もする
ウルトラマン好きなら結構楽しめると思う
シンゴジラみたいに延々テロップと会議ずっとやるのと違って人間ドラマがあるのでこちらのほうが万人向けかな
どうしても気になる点はウルトラマンのCGが安っぽく見えてしまうところ
怪獣はディティールが細かいからそこまで気にならないがウルトラマンはのっぺりしたデザインかつテカってるので安っぽく見えてしまう
ここらへんに邦画の限界を感じざる得ない
色々文句は言ったけどド派手なウルトラマンと怪獣とのバトル、人間ドラマ、原作リスペクトといい感じにバランスが取れた良作だと思うので気になってるなら是非見るべきだと思います
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ネタバレフィルター解除ストーリー、ウルトラQ初代ウルトラマンのオマージュはよかったが、ゼットンの設定とCGが残念だった。
出演者が好きな方ばかりでとても良かったです。
物語はちょっと!うーんでしたが悪くはないです?
シンゴジラが楽しめた人は、こちらも楽しめると思います。
そして、こちらは空想特撮映像!
クスっと笑ってしまう場面も多々ありますが、全般的には真面目な作り。
現状の日本の置かれている立場、世界情勢の中の日本を上手に表していると思います。
そして、人とは何か?
永遠のテーマではありますが、常に考えさせられます。
子供時代、兄が観ていたウルトラマンを傍で観てた。
わざと昭和当時を匂わせる映像を入れたりしてるのかな?それはそれで、面白味がありました。でも、期待していたものとは違ったなぁ〜。
高校生の娘と観たけど、「面白い」って!!
昭和の人間はノスタルジーを感じるばかりでした。後半、ウトウトしてたから、レンタルに並んだら、もう一回観る!!
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ネタバレフィルター解除オープニングでのウルトラQのオマージュに感激!
ゾフィーとか懐かしいキャラが登場に楽しめました。ゼットンがデカすぎてびっくりしたが、あの音がまた懐かしい、やっぱ最強はゼットンか、と思いましたが案外簡単にやっつけられてしまった。全般的に庵野worldで面白かった。よく最後まで作ってくれました。ありがとうございました、庵野監督!
観るか観ないか悩んでる人の一助になれば幸いです
「ウルトラマンとはかくあるべし」というような思い入れのある方には満足できないものなのかもしれませんね。
名作ゲームの二作目に満足できないようなものです
ただ、余暇を充実させようというくらいの気持ちの方であればそれなりに満足できる可能性は高いかもしれないです。
なぜなら私がそうだからです。十分楽しめました。
シンゴジラを見て、その世界観や大人向け?な創りこみが気に入りました。
シンウルトラマンも同じような感じかなと思って見ましたが少し違うようです。
私は、少し物足りなさを感じてしまいました。
多くの方がカラータイマーの無いウルトラマンに違和感を感じる、との意見が多い
ようにも思いますが・・・・・
しかし成田亨氏の「真実と正義と美の化身」のウルトラマン原案を映画化した
物なので問題ないと思います。
・佐々木明氏製作によるマスク
・古谷敏氏の体型、体躯
・カラータイマーは無い
・背中のチャックを隠す背びれも無い
・瞳の覗き穴も無い
以上は、CGにより再現され成功していると思う。また、この映画がなければ発案者
のデザインの違いや歴史などは、知る由もなかった。
後にカラータイマーは、ドラマのギミックとして採用され商業的には大ヒットした事
も事実である。
シリーズ化してデザインは変質していき、やがて生みの親である成田氏のクレジット
も消えてしまったという。その心を正直に発した事で誹謗中傷も受けたようです。
成田亨氏の「真実と正義と美の化身」を映画化したいと思う着眼点は素晴らしい事です。
欲を言えば、ウルトラマンの世界観を支えたメカや防衛隊コスチューム、秘密基地など
のデザインも表現してほしかったです。
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ネタバレフィルター解除ウルトラマンを初めて見ました。怪獣との闘いは迫力あって、面白かった。初心者なので、代々怪獣がこんなにいたのかあと感心しました
!(◎_◎;)
後半は、ちょっとストーリーが難しくなりましたが、ウルトラマンが人間を愛してるのは
伝わってきました。
役者さんが、豪華でした(^^)
単純に面白かった!
新鮮だった(^^)
この続きも観てみたいと思った。
ん〜なんだかなぁって感じです。好き嫌いは別れるでしょうね。ウルトラマンが人間の味方だというのは良かったです。確かにピコピコがあっても良かったのではないかと。あのカメラワークも苦手です。有岡大貴くんと早見あかりさんの演技の下手さが気になって集中出来ませんでした。二人の言っているセリフが頭に入ってこない。他の役者さんは本当に良かったのに残念。でもやっぱりウルトラマンが出てくるとワクワクはしますね。
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ネタバレフィルター解除最高だった。
シリーズ化して欲しい!
ないけどねぇw
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ネタバレフィルター解除ウルトラマンは観たことないのですが、話題になっていたので観てきました。
戦闘も迫力はあったけど、戦うことよりウルトラマンが何を思っているのか、外星人が何を考えているのか、人間がどんな生き物なのかに重点を置いた作品だと感じました。
てっきり一人(?)の外星人との戦いの話だと思ったらどんどん敵が変わっていって驚きました。
凄いスピード感だけどちゃんと丁寧に物語は頭に入ってきて、個人的にはとても好きな作品です。
駄作品です。
楽しませてもらいました
ちょっと長澤まさみがくどい所を除けば
やっぱりウルトラマンは、われわれにとってのヒーローだっと思いました~これからもウルトラマンは永遠のヒーローで行ってほしいでーす
普通にめっちゃかっこよかったし楽しかったでもなんか映画の終わり方がなんというかキリが悪いというか。
パシフィックリムみたいなものをちょっと期待してましたが違いましたね
もう少し熱い展開あるとよかったです
新しいウルトラマンストーリーで面白いと感じました!!
観ようと思った理由は「シン・ゴジラが大好きだから」
シン・ゴジラを期待してはいけないと聞いてましたがホントにそうでした。
そりゃそうだ、同じモノ作っても意味ない!!と納得。
ウルトラマンへの思い入れもないので、個人的にはウ~ン…でも退屈しないではいられたかな
おもしろくなくはない…ってのが正直なところです。
山本耕史さんの不気味な演技と長澤まさみちゃんがああなったのが印象的。
観るかどうか迷ったが、映画館で観てよかった。面白かったです。
ただ、VFXでしょうか、特撮技術がハリウッド映画に比べるとしょぼいですね
予算が桁違いだから仕方がないのでしょうか…
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ネタバレフィルター解除映像の迫力と懐かしが重なり、いい作品でした。
メフィラス星人のところで止めるか、ゼットンを原作に近づけた形にして欲しかったです。
ゴモラ、レッドキング、バルタン星人も見たかったな。
期待ハズレでした、ストーリーが複雑すぎます。残念です。
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ネタバレフィルター解除なぜバルタン星人がでないのか?
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ネタバレフィルター解除エレキングが見たかった。
面白かったが
ありおかくんの演技とても素敵でした??❤️?
俳優さん達もとても豪華で何回も見たくなる映画でした!!
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ネタバレフィルター解除良い意味でも悪い意味でも本家のオマージュ作品。
でも、リアルな現代に本当にウルトラマンが実在したら、色々な国のお偉いさん方は、こういう感じに動くんだろうなぁというのが分かってストーリーとしては悪くないと思うし、楽しめました。
決して子供向けの作品では無いと思うけど(笑)
個人的にはメ○○ラスや○ットンのヴィジュアルがカッコ良かった。
良く知る設定もあり、大胆なアレンジもありで、オリジナルを見て育った世代も楽しめる!でも樋口&庵野なら、もっと何かをやってくれるのかと思ってた…
良かったです。最後にあれが現れてからは凄いワクワクしてきました。
当時の最終話を思い出しました。
昔のウルトラマンを知ってる世代は、全く別物と思って鑑賞した方が良いかも?ただし、これはこれで映像がすごい迫力なので、楽しめると思います。60代の私は楽しかったですよ?
前半の禍威獣との戦闘シーンは迫力があり、ウルトラマン世代には面白く感じられました。
後半は、ストーリー性を重視しすぎた?展開でした。
昔の映像を織り交ぜながらの展開に少し違和感があり、昔のシーンを現代版にリメイクしてもよかったかも。
ウルトラマン世代としては突っ込みどころ満載で失笑でした。
前作のシンゴジラのクレジットが一瞬出たかと思うと、本作のクレジットが出るのが、違和感が有りますが、そのままお話は始まり進みます。
怪獣(当て字で、別の用語になる)や、科特隊(これも同様)は単なる政府機関の一部であり、秘密基地は無いし、戦闘機も出ない中で、ウルトラマンについても、背景ごと全てCGです。
何だか、怪獣や宇宙人のの戦闘に関してはIMAXで観ましたが、奥行きと巨大感は希薄で、安いCG画もあり、迫力に欠ける残念な作品です。
ドラマ的なものはやはり、政府機関の動向を主にしつつ、この監督の「クセ」である、人が話しているシーンでも引いた画で、無機物(例:公園の遊具、オフィスの椅子の脚等)を映す手法は、30年前のアニメ作品から何も変わらず、辟易します。
若干、前作のシンゴジラからの比較では恋愛要素(笑)が加わり、薄みは和らいだものの、やはり厚みに欠ける、つまり、ドラマ性は殆どありません。
子供向け映画の筈ですが、お話はやや難解で、ウルトラマンと主人公の青年(ハヤタ氏ではない名前)の融合と友情の部分も余り感動部分は無く、淡々と話が進む感じです。
それで、やはり劇中には監督のシュミである、鉄道施設、戦車、軍用艦艇、エヴァンゲリオン的なオマージュが入れられ、食傷気味になります。
再生音だけは、低音が下部から奥側に引き込まれ、音像定位も優秀で、音の移動感も感じられるのに、肝心の人間ドラマ的な脚本や、ウルトラマンや怪獣の闘いも迫力に欠けるのが非常に残念であると同時に、続編が有ろうとあまり観る気がしない作品で残念です。
ハッキリ言って、俳優陣は単なる素人のエキストラ程度でも十分だったのではないかと思います。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除シン・ゴジラ同様、何処となくエヴァ感
がある。使徒化しているゼットンとか、
続編はありますか?
昔みた怪獣や異星人が現代風にアレンジされていて楽しめました。カラータイマーの無いウルトラマンに最初は違和感ありましたが、すぐに慣れました。
オリジナルをみた当時のワクワク感を思い出させてくれる2時間でした。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除シン・ウルトラマン。過去の設定を残しつつ新たな解釈を持った庵野さんならではの新しい作品。アナザーストーリーとして大変楽しめた。映像も綺麗。
公開後すぐなのにパンフレット売切れは残念。
小学生の自分が見たら確実に退屈しただろうと思う。大人になってから見ると様々な背景や設定が理解できる。とにかく情報量が多いので見る側もなんとかついて行かなければならない所が難点か?ゼットンの設定は、あれはあれで良かっと思う。
正直、シンの意味があったのだろうか?ウルトラマンとしては面白いと思ったが庵野秀明がやりたかったウルトラマンでは無いと思う。怪獣に思い入れが無くてもウルトラマンが好きならあのバトルシーンは良かったのだろうか?いっそう、樋口真嗣版ウルトラマンを創って欲しかった。平成ガメラシリーズの特撮シーンの様なのを期待したのに。庵野秀明がやるならセブンの地球防衛軍を描けば良いのではないのか?
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除良くも悪くもオマージュ満載。
最初はウルトラQに沿って話が進んで行ったのは良かったし体の色をカラータイマー代わりにしてて面白かった。
ザラブ戦でチョップした後に痛がるオマージュを入れてたのはクスっときた。
巨大フジ隊員オマージュや匂いを嗅いで追跡するのは少し違和感あったがまあそれは監督の趣味なのだろう。ゾフィーをゾーフィと呼んでるのも個人的には好き。ただ子供がみても面白く無さそうだとは思う、人を選ぶ作品だ。最後にシンジがどうなったのかを見た人に委ねるような形で終わるのが好き嫌い別れるところかもしれない、私は好きだが。ニュージェネシリーズとは一線を引いた作品であり、実際にウルトラマンが我々の世界に現れたらどうなるのか?に重点を置いた現実的な作品であると言える。
ウルトラマン以上でも以下でも無し。ゴジラの様な大胆な切り口を見せるでもなく、キレイに繋いだ総集編です。160キロの切り裂くようなストレートが来ると思っていたら100キロのふんわりストレートが来てポカンみたいな。
面白い!
『ウルトラQ』のOPと共に続々と現れる禍威獣達の姿に初っ端から大興奮、つかみはOK。
巨大な禍威獣が動き、進む様とウルトラマンとの戦闘シーンは迫力満点。
高度な技術と知識に異質な知性を持った外星人との会話は相手が次にどう出るかわからず緊張し、手に汗握る。
またメフィラス星人がいいキャラしてましたね〜。あの科白回しは真似したくなります。
本歌取り、私の好きな言葉です。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除オリジナルのウルトQの世界観から地続きで入る本編の始まり方は
「ああ、なるほど」と思わせる部分がありました。
もしもウルトラマンが実際に私たちの世界に現れたら
どのような変化が私たちの世界もたらされるのか、という視点で物語は進んでいきました。
ウルトラマンは必ずしも絶対的な正義の味方ではないのだ、という視点も
今の時代だからこそ描けるものなのだろうな、と思いました。
個人的にはとても面白かった。
思わず吹き出しそうなシーンも「ウルトラマンってこんな感じだったよな」と許容できた。
TVシリーズのエピソードを上手くアレンジしてたと思う。
でも今の子供達が楽しむのは難しそう…