ストーリーの進み方がとてもリアルに作られていて違和感を感じるところがないので感情移入しやすかった。役者さんたちの力量もあって、丁寧にしっかりと作られた映画です。今年観た中で一番よかった。もう一つの結末の映画も観てみたい。
2020/10/09
一級建築士の石川一登とフリー校正者の妻・貴代美は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に幸せに暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。高校受験を控えた雅は、一流校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。
冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。さらには、もう一人殺されているという噂が広がる。
父、母、妹――それぞれの<望み>が交錯する。
堤真一 / 石田ゆり子 / 岡田健史 / 清原果耶 / 加藤雅也 / 市毛良枝 / 松田翔太 / 竜雷太
(C)2020「望み」製作委員会
ストーリーの進み方がとてもリアルに作られていて違和感を感じるところがないので感情移入しやすかった。役者さんたちの力量もあって、丁寧にしっかりと作られた映画です。今年観た中で一番よかった。もう一つの結末の映画も観てみたい。
親子について考えささられました。
親目線での描写、家族目線での描写とこうであって欲しい、でも後先考えた時の家族の生活など複雑でとても他人事に思えず苦しい気持ちにもなりました。私も親なので自分の家族だったらと考えたりしました。
私にも高校生の息子がいます。その姉妹もいます。なのでどうしても自分の家族と重ね合わせてしまいました。私だったらどう【望む】だろうか。ぜひ若い世代にも観て欲しい映画でした。
鑑賞しながらずっと考えさせられる作品でした。
とても良い作品でしたが、苦しかった。
エンディングの森山直太朗の曲を聴きながら、放心状態でした。
自分が家族の一員だったら何を望むのか、いろいろ考えさせられました。
苦しかったけど見てよかった。