なみだなみだのものがたり。感動しました。
2021/06/18
長野オリンピック・ラージヒル団体で日本初の金メダルを狙うスキージャンプチーム。そこに、エース原田のジャンプを複雑な想いで見つめる男―元日本代表・西方仁也(田中圭)がいた。前回大会・リレハンメルオリンピックで、西方は原田とともに代表選手として出場するも、結果は銀メダル。4年後の雪辱を誓い練習に打ち込んだが、代表を落選。失意の中、テストジャンパーとしてオリンピックへの参加を依頼され、屈辱を感じながらも裏方に甘んじる。そして迎えた本番。団体戦の1本目のジャンプで、日本はまさかの4位に後退。しかも猛吹雪により競技が中断。メダルの可能性が消えかけた時、審判員たちから提示されたのは、「テストジャンパー25人全員が無事に飛べたら競技を再開する」という前代未聞の条件だった…。
命の危険も伴う悪天候の中、金メダルへのかすかな希望は西方たち25人のテストジャンパーに託された―。
田中圭 / 土屋太鳳 / 山田裕貴 / 眞栄田郷敦 / 小坂菜緒 / 濱津隆之 / 古田新太
(C)2021映画「ヒノマルソウル」製作委員会
なみだなみだのものがたり。感動しました。
とにかく引き込まれました!とても素敵な映画でした^_^
TVを観て感動した時の事を昨日の様に思い出しました。
裏方でこんなに命懸けで努力された方々、選手と同じ金メダリストですね‼️
MISIAさんの歌も大好きです。
改めて、感動をありがとうという気持ちです❗️
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除長野オリンピックのスキージャンプ団体決勝を私はテレビ観戦してました。鑑賞前から私の頭の中では原田選手が船木選手のラストジャンプする直前に「船木!船木っ!」の叫んでいた声と映像が甦ってました。
選手以外は注目されないから前回オリンピック代表で銀メダルに終わった主人公と世界での試合経験があるのに代表漏れしてテストジャンパーに参加した2人が拗ねていたのを、テストジャンパーとしてしかオリンピックに参加できない他のメンバーとの交流の中で自分を乗り越えたり仲間と共に戦う気持ちを取り戻す。そしてテストジャンパーが大会当日に自ら命がけで飛んでくれたおかげで日本が団体優勝できるチャンスを作ってくれたことが良くわかったし、報道されていないところにそんな影の応援というか大きな力があったんだと初めて知りました。多分日本の代表選手たちはそれをわかっていたからこそ、金メダルを掴めたんだと思った。
また原田選手は前回オリンピックで自分のジャンプミスのため金メダルを逃したせいで長野までの4年間に脅迫電話まで受けていたエピソードもあり、原田選手のあの絶叫した気持ちが痛いほど伝わってきた。原田選手の2本目のジャンプの実況放送部分はそのまま映画で再現されているので、私は「そうそうあの大ジャンプとこの実況!」って気分は最高に盛り上がりました。
長野オリンピックのスキージャンプ団体決勝をご覧になった方皆さん(日本全国に何百万人もいるはず)には是非一度観てもらいたい映画です!
そして、こういった大会には必ず裏方がいてその人たちがいるから大会ができるんだということもわかった。因みにテストジャンパーの本来の仕事は選手が飛ぶ前にジャンプ台に積もった雪を滑って圧雪して選手が滑りやすいようにコースを作ることです。
素晴らしい映画だった。
1998年長野オリンピックの興奮がよみがえりました。
あの五輪の裏にこんなドラマがあったとは。
私たちが見ているオリンピックは表にでているもの。でもそのうらにはもちろんそれをサポートしている人たちがいる。
今まで選手並のスキルの方々までそのサポートにあたっていることを知らずにいた。そして、実際その方々のお陰で日本がメダルに到達できたことも。
これからオリンピックを観る見方が変わると思った。