2021/10/01 公開終了
保本登(加山雄三)は、幕府の御番医になるため、三年の長崎遊学を終えて江戸に戻ったものの、配置されたのは、貧しく重い病に苦しむ患者たちが集まる小石川養生所だった。所長の“赤ひげ”(三船敏郎)の下で働くことになった保本は、ことあるごとに赤ひげに反発する。だが、死を目前にした患者を前に「現在我々に出来ることは貧困と無知に対する戦いだ。それによって医術の不足を補う他はない」と語る赤ひげに畏敬の念を抱き始める―。
三船敏郎 / 加山雄三 / 山崎努 / 団令子
みんなの感想1
黒沢明のヒューマニズムが全面にでた作品で、人により好き嫌いが分かれると思う。三船の大立ち回りは刀のない椿三十郎で、これが最後の黒沢映画主演だと思うと感慨深いものがあります。
黒沢明のヒューマニズムが全面にでた作品で、人により好き嫌いが分かれると思う。三船の大立ち回りは刀のない椿三十郎で、これが最後の黒沢映画主演だと思うと感慨深いものがあります。