忠行
『トーク・トゥ・ミー』の監督が前作とはまた趣の異なる恐怖を描く。
物語は終始不穏な空気で進み、ラストにはただのホラーではない真相が待っている。
待っているのだが……、映画終了後に後ろの席で観ていたグループ客のひとりが「最後までやり切れよ!」と言っていましたが、大いに同意。
おまえ人を2人も●●しておいて、なに最後の最後で仏心を出すとか中途半端過ぎるだろ!
救いがあるっちゃあるけど、それなら今まで犠牲になった人たちはどうなるんだよ!? なに満足して自分らだけ成仏してる感出してんだよコンチクショー!
映画から脱線しますが昔のPS用ゲームソフトに『クーデルカ』というのがありまして、愛する者を黄泉還す死者蘇生の魔術のために人の血肉を触媒にする実験を繰り返す人の日記を読むくだりがあったと記憶しています。
その内容は書き始めた最初こそ自分の行いがいかにおぞましいか、罪深いか、それでも愛しい人に再び逢いたいという想いが綴られていたけれど、頁が進むたびに肉が何キロ血液が何リットル云々みたいに事務的な内容になっていく。
人の心が失われてゆく過程が鮮明に描かれており、その描写は下手なゴア描写よりも恐ろしかったと記憶しています。
そんな事を思い出しました。
で、映画の話に戻りますが不穏で不気味な雰囲気は良かった。
雰囲気だけは。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除途中まではグロさ満点のエグいホラーだったか、と若干後悔すら感じていたのだが、終わってみれば人間の業を描くドラマ性の高い悲劇のホラーだった
ホラーは一般的にはドタバタしてラストを迎える印象が強く、なかなか満足のいく形でまとめることが難しいという印象を持っていた
しかし本作の、娘を復活させるより1人の女の子を生かすことを選んだ最後のシークェンスには、歪んでしまった母性の再生を感じたし、 エンディングのプールの親子のシーンには美しさすら感じた
直接的なゴア場面もあることから万人向けとは言い難いが、深みのあるホラーを求める人にはおすすめ
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除『トーク・トゥ・ミー』の監督が前作とはまた趣の異なる恐怖を描く。
物語は終始不穏な空気で進み、ラストにはただのホラーではない真相が待っている。
待っているのだが……、映画終了後に後ろの席で観ていたグループ客のひとりが「最後までやり切れよ!」と言っていましたが、大いに同意。
おまえ人を2人も●●しておいて、なに最後の最後で仏心を出すとか中途半端過ぎるだろ!
救いがあるっちゃあるけど、それなら今まで犠牲になった人たちはどうなるんだよ!? なに満足して自分らだけ成仏してる感出してんだよコンチクショー!
映画から脱線しますが昔のPS用ゲームソフトに『クーデルカ』というのがありまして、愛する者を黄泉還す死者蘇生の魔術のために人の血肉を触媒にする実験を繰り返す人の日記を読むくだりがあったと記憶しています。
その内容は書き始めた最初こそ自分の行いがいかにおぞましいか、罪深いか、それでも愛しい人に再び逢いたいという想いが綴られていたけれど、頁が進むたびに肉が何キロ血液が何リットル云々みたいに事務的な内容になっていく。
人の心が失われてゆく過程が鮮明に描かれており、その描写は下手なゴア描写よりも恐ろしかったと記憶しています。
そんな事を思い出しました。
で、映画の話に戻りますが不穏で不気味な雰囲気は良かった。
雰囲気だけは。