フジコヘミングさんの生い立ちや価値観などいろいろ知れました
本当に生き方が素敵です
お手本にしたいです
2024/10/18
11/21(木) 上映終了予定
世界中から愛され、人々の心を震わせてきたピアニスト、フジコ・ヘミング。90歳を超えてもなお、世界中で精力的に演奏を続け、公演はどこもソールドアウト。2024年も多くの公演を控えていた中、4月に92歳でフジコは世を去った。サンタモニカ・パリ・東京に家を持ち、愛する猫や犬たちに囲まれ、ピアノを弾く毎日が、彼女の愛すべき世界だった。2018年に異例のロングランヒットを記録した映画『フジコ・ヘミングの時間』から6年。本作は2020年から4年間の旅路を演奏と共に描くドキュメンタリー作品である。戦時中を過ごした岡山に残されているピアノとの再会、父や弟との思い出、コロナ禍での暮らしと祈りを捧げる演奏、思い出の地・横浜でのドラマティックなステージ、そして秘めた恋の話――。2023年3月、フランス・パリ、コンセルヴァトワール劇場でのコンサートでは、「ラ・カンパネラ」「別れの曲」「月の光」「亡き王女のためのパヴァーヌ」など、数々の名曲が披露された。「最後の演奏会はどんなものにしたい?」の問いに、パリでの演奏会のようにしたいと話していたフジコ。大切な場所で、過去と記憶が交差し、フジコの人生とともにあった魂の演奏に思わず涙があふれる――。いつの時代も、どこで暮らしても、自分らしく生きてきたフジコ。4Kカメラで捉えられたダイナミックな演奏シーンをふんだんに盛り込み、多くの観客の心を潤すフジコの音色の魅力に迫る。
フジコ・ヘミング
(C)2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ
フジコヘミングさんの生い立ちや価値観などいろいろ知れました
本当に生き方が素敵です
お手本にしたいです
自分を清くしたら清い音が出るんじゃないかしら、(清くない)自分を清く清くしていく努力をするのが人生、と語るフジコさん。最後のノクターンは美しくて涙が止まりませんでした。大音量で聴ける音楽や舞台芸術、短期間ずつでも良いので映画館で放映して欲しいです。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除『ラ・カンパネラを弾く時、自分は青一色には、弾かない。紫掛かった青だったり、その日その時の気持ちで弾く。』『3回弾く所を4回弾いちゃったの。でもそれでも良いの。』フジコさんの奏でる音色には、いつでも愛(こころ)がありました。その音色は、フジコさんの人生そのものでした。