奇妙な内容であまり心にも記憶にも印象が残らず…ただ最後に主人公は自分の身に起きた事と同じ事しちゃうんかいと…主演はLALALANDの女優さんなんですね、スタイルがとても綺麗でした。
かなりインパクトのある作品で、人間の本性と愚かさと解放を名画のように描いた傑作です。頑固な懐古主義者に見てほしい作品。
個人的に主人公の女性「ベラ」の成長と服装の関係性がとても興味深くてファッションショーを観ているようでした!
初めのベラの服はまるで別の世界から突然やってきたかのように周りから浮いていて、ひと目で彼女が異質だと分かる表現でした。
でも物語が進みベラが成長していくにつれて段階的にベラの服装が周囲に馴染んでいくんです!なので、始まりと終わりではかなり服装の印象が異なっていてとても面白かったです!
他の方も書いていらっしゃるように性的なシーンもかなり多くあるので平気な方は是非鑑賞されてみてください!
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除奇妙な内容であまり心にも記憶にも印象が残らず…ただ最後に主人公は自分の身に起きた事と同じ事しちゃうんかいと…主演はLALALANDの女優さんなんですね、スタイルがとても綺麗でした。
かなりインパクトのある作品で、人間の本性と愚かさと解放を名画のように描いた傑作です。頑固な懐古主義者に見てほしい作品。
個人的に主人公の女性「ベラ」の成長と服装の関係性がとても興味深くてファッションショーを観ているようでした!
初めのベラの服はまるで別の世界から突然やってきたかのように周りから浮いていて、ひと目で彼女が異質だと分かる表現でした。
でも物語が進みベラが成長していくにつれて段階的にベラの服装が周囲に馴染んでいくんです!なので、始まりと終わりではかなり服装の印象が異なっていてとても面白かったです!
他の方も書いていらっしゃるように性的なシーンもかなり多くあるので平気な方は是非鑑賞されてみてください!
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除モノトーンとカラー、ゴシック調の中世と幻想が混じり合ったような世界観。場面のどこを切り取っても絵画のような作品。
観た後明確には説明出来ない、でも何となく心がスっと整うような感覚がしました。私が女性だったからでしょうか。
一見すると稚拙で奇っ怪で大袈裟で奔放な彼女の言動の中に、残虐で、滑稽で、でも愛らしく、変化と向上心にひたむきな、人の生への渇望が覗き「あー人間って、なんて…」と思う作品です。
最後の「ヤギ」だけは不要な気がしましたが笑
オススメです。
舞台がヴィクトリア朝時代で、全体的にゴシックで綺麗な映画でした。鑑賞する側の視点によってこの映画の捉え方は違ってくると思います。
愛、人間の愚行さ、フェミニズム、成長、など様々な側面からこの映画を鑑賞するとより楽しめるのではないかなと思いました。
R18の映画でガッツリ性行為の描写があります。ほんの少しだけグロテスクな場面もあるので、エログロに耐性がない方は(特にエロ)刺激が強そうです。
前作『女王陛下のお気に入り』で僕をとりこにしてくれた、ヨルゴス・ランティモス監督の『哀れなるものたち』(R+18指定)を見る。前作同様に痺れるできばえである。
19世紀末頃が舞台で、エマ・ストーンが飛び降り自殺するところから物語が始まる。そしてカラー映像から白黒映像に一転する。エマ・ストーンはウィレム・デフォー(『プラトーン』が懐かしい)扮する外科医の手によって奇跡的に再生される。
限られた空間の中での生活。少しずつ知識を吸収していく。白黒映像が実に綺麗である。撮影は『女王陛下のお気に入り』の名手ロビー・ライアン(『わたしはダニエル・ブレイク』もこの人でした)
そして、色々あって限られた空間の中での生活から一転してまだ経験したことのない未知の世界に飛び込んでいく。ここで白黒映像の世界からカラー映像の世界に切り替わる。
魚眼レンズで捉えた不思議な世界、広角レンズで捉えた斜め対角線構図の世界(写真も趣味なので)そして魚眼レンズでバックをボカして手前に人物を配置した映像はどうやって撮影したのか? ペッツバールレンズを使用したのかな??? 独創的な映像が次から次へとでてくる。
巨大な豪華客船、パリの町並みなどのセット撮影とその美術力、そしてイマジネーションの世界はF・フェリーニ監督を思い出す。
また、耳に残る不気味な音楽(イエルスキン・フェンドリックス)がいい。
どこをとっても第1級の映画に仕上がっている。特にラスト30分が秀抜。謎めいた話の終焉にふさわしいエンディングである。
しかし、客の入りは頗る悪く初日1回目の上映で5~6人程度で僕を含めて高齢者である。
逆に『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』は平日の早朝にも係わらず長蛇の列でした。お子様向け映画を卒業して、〔ハイブロー〕の映画にチャレンジしてください。
◯追伸
※ R+18指定であるが………
セックスシーンは騎乗位、後背位、正常位で比較的アップシーンで撮っており、エマ・ストーンの喘ぎ声が大きいだけ。
フェラチオ、クンニングスは、めくじらを立てるようなシーンでない。オナニーシーンも同様である。
エマ・ストーンのアンダーヘアは綺麗にカットされており魅力的である。
女性の視点から全ての生と性を肯定する映画だと思いました。
私は女性なので、ものすごく共感できたし希望と力をもらいましたが、男性はこれを見て何を思うんだろう、と気になりました。
どの俳優も素晴らしく、映像も美しく、衣装も物語を語っていて、観てよかったと思いました。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除命を断ったうえに非人道的な行為の実験体にされたベラの境遇は悲劇的だが、話はすぐに体は美しい成人女性で知能は幼児というベラの野放図で奔放な振る舞いに振り回される男たちの喜劇に変わる。
特にヤリ捨て目的でベラを誘ったダンカンが財産を失い破滅する様と女を所有物としか考えてないベラの夫の顛末は痛快。
女性を縛る枷からの開放というフェミニズム的映画に見えるが、人間社会の決まりだの規則だのといったお約束の無意味さ不可解さを投げかけてくるあたり、男とか女とか関係ない普遍的な問題提起がある。
そんな小難しい事とか関係なしに映像的にも魅力的。
リスボン、豪華客船、アレクサンドリア、パリ――。
それぞれの舞台にそれぞれの美があり、きらびやかで美しく、まるで上質な絵本を読んでいるかのように夢うつつの世界に誘ってくれる。
個人的にはアレクサンドリアの豊かな上の世界と貧しい人の世界を繋ぐ階段が途中で破損している光景が一枚の絵画のようで強く印象に残っている。
あの場面を描いた絵、欲しい。
美しいだけでなく悪趣味、グロテスクな絵面もあり、ゴッド邸の庭には彼の実験で生まれたと思われる鶏と犬をかけ合わせた生き物などの動物が遊ぶ様はたまらなく冒涜的。
特に〝馬の首がついた車〟で馬車とか、その発想は無かった。
思っていたストーリーとは少し違ったけれど、美しい映像と主人公が力強く自分らしく生きる姿にとても勇気を貰えました!ひとり鑑賞をおすすめします。