長いっす。
また顔スタンプは恐怖の意味ではありません。酷いの意味ッス。
一言で言えば、キャストか主題歌担当のファンでなければ、マジで辛いです。私はジャニオタですがそれでした。擁護したいけど、キャストと主題歌が素敵だったよとしか言えん。すまん。
脚本が「君の花になる」の人です。ここで察した人、マジで2時間を捨てる覚悟で観ることオススメします。
特報動画を編集した人のが本編よりも優秀でした。そこは拍手。
本編はギャグ2、真面目な恋愛(?)が8です。特報動画を作った人、本当にすごい。こっちを見るほうが勉強になります。
本編は全体的にヘイトを上げるコントロールがうまいです。ジャー・ジャー・ビンクスをリスペクトしているのなら脱帽です。それならば素晴らしい出来栄えです。
以下、本編のツッコミです。かなりディスってるので、気分が悪くなったらごめんなさい。
演者とスタッフ(監督、プロデューサー、脚本を除く)は頑張ったと思います。
監督、プロデューサー、脚本以外は。
よくある上層部が駄目だとだめって感じですな。
アイドル映画に内容を求めるなって話ですけど。
この映画は「そうだ…私、邦画苦手だったわ!とくに恋愛映画!」と思い出させてくれました。記憶喪失の解消バンザイ!
さて、ハリウッド映画の技法の1つに、小さい爆発シーンを10分に1度、でかいのは30分に1度出して観客の興味/集中を惹かせろというのがあります。それに習っているのか、嫌がらせなのか、約15分に一回はすれ違いの茶番劇が流れます。最初は「あらあら(´∀`*)ウフフ」で流せますが、次第に「早う言えや糞どもが」と怒りのボルテージが上がっていきます。ジェイソン早く来てくれ。こいつらを血祭りにしてくれ。
それと同時に登場人物達は24歳まで生きてきて、そこまでアホなのかと、これが義務教育の敗北かと、もう悲しくなってきます。とくに主人公の女子。20年ランカーの察してちゃんなので、最初は微笑ましく見ていたのに、1時間後には「母親・彼女気取りの察してアピうざァアアッ!」に変わります。さっさとテメェから言えや。なんの禁忌もしがらみもないのに。声に出してはならない決まりでもあるの?ロマンスを夢見るのは高校で終わらせとけ。
そして幼なじみとはいえ他人の家で無断侵入して料理って、ガス光熱費泥棒やんけ。油料理も跳ねるやろがい。それで女を連れて帰った幼なじみにブチギレるって、連絡いれろや。一晩のロマンスの可能性を考慮しないということは、明らかにこないの確信しとるやんけ、ズルい女やわぁ…。もうなんか少女漫画分かんねぇわ…。出てくる人物はほぼ感情論者しかいないので、マジで辛い。
そもそも女幼なじみのデザイナー設定の子の説明シーンにて素手で液タブ&モニターやPCの台数が明らかに足りない描写があり、リアリティラインが最初から怪しいですが、明確に雲行きが怪しくなってくるのは上映40分後でしょうか。
ホテルのショートラブルをみんなで解決するシーンがあるのですが、多少造形に心得がある人は一気にしらけます。物によりますがそんな早く接着剤は乾かねぇし、採寸もできずに作れるかよ。衣装作り舐めんなよ。作業中、服はもっと汚れますよ。またデザイナーだからといって図案起こしは別業種ですぜ。兼業ならわかるよ。それならCAD写せよ。製図板でもいいよ。デザイナーを何だと思っとるんだ?ドラえもんだとでも思ってんのか?
また、ショーについてもクライアントであるオーナーは埴輪が好きなのであって、ダルシムが好きなわけじゃない。埴輪とも関係ない異文化の衣装(ダルシム)で成功って…何故うまくいったのかがマジで理解できない。解説本をくれ。
ただこのホテル、おそらく某別GのMVで出てきた所なのでちょっと沸きました。でなかったら寝てた。なので進研ゼミスタイルの鑑賞はオススメです。
その後、当て馬と幼なじみの3人でホテルに泊まる流れも、オーナーは隠しカメラ仕掛けて某動画サイトにて広告収入を得てるのでは…というくらい不自然です。じゃなきゃ女1男2の3人で一室とか気が狂っとる。普通に泊まる3人もイカれてる。倫理ドコー?
別ですが窓のカーテンの隙間から見えるホテルの夜景が汚く、描写がないのはそのせいかーと納得。
開始1時間位ですかね。相手の幼なじみ側が主人公に告らない理由が判明しますが、もうバカとしか言えん。怪しいセクシー姉ちゃんについていったら、1ヶ月後に樹海で白骨化してると思うくらいの知能。そんな奴でも大学に行ける…恐怖ですよ。何を学んできたの。学ぼうと思ったのよ。当て馬はよく発狂しなかったな…。本当にいい大学出とるんですかね?マジで、全編を通してキャラクター造形と行動原理に説得力がないんですよ。ある意味でお手本になる脚本ですよ。
その後は主人公が働くお弁当屋さんにて、顧客データから現状の把握&問題を洗い出すシーンがあるのですが、そもそも紙の資料をデータ化する作業からってのが変なんですよ。その紙の資料はどこの何を印刷してんねん。すべて手書きなのか。昭和なんでしょうか。データの原本のコピーデータを渡せよ。そして個人宅はいいんだけど、社内PC渡しなさいよ。情報漏洩って言葉知ってる?
主人公のノートPCも久しぶりに開くとウイルスにかかってる描写が入るのですが、そんなヤベェ状態のPCで作業するなよ…。ロックにイキスギです。企業体制としてイカれてます。ラストで倒産するのも当たり前やがな。
そのデータ化作業を当て馬の幼なじみが手伝うのですが、もう守秘義務ナニそれ美味しいの?と言わんばかりでイライラしかしないです。主人公が成長する機会を奪ってる。優しい虐待反対。
エクセルにグラフを貼ってるんですけど、その後に主人公が出した提案はグラフにするレベルか?店にいて繁忙時間や売上の変化すら分からんの?金が欲しい、相手の幼なじみの傍に居たいという動機だけで選んだにしても、仕事なめすぎやろ。稼ぎ先がなくなったら元も子もないぞ…。こういうのに苦しめられた身からすると、「あたい、ジェイソンの映画に帰る!」ってなりました。
正常な思考をする人間がいない。
これに気づいた時から恐怖が芽生えてきます。会社に勤めたことのない人が作ってるとしか言えないし、OK出した監督とプロデューサーは正気なのか。脚本家、絶対に資料集めしてねぇぞコレ…。現場の温度感を想うと胸が熱くなり涙を誘う。
この一連の過程は主人公が研究熱心でマーケティングまがいのことができますよ的な演出ですけれど、同時にリテラシー0でぇすと言ってるようなもんです。何がしたかったのか。
映画の全体のカテゴリがギャグ時空ならわかりますよ。リアリティライン云々も『ギャグだから!』で納得できます。無駄に真面目に撮ってるからこそ、粗が滅茶苦茶目立つ&登場人物の知能がアホすぎて辛い。どっちかに振り切ってくれ。
ターゲット層は中高生かな?だとしても辛い。
もうキャストがかわいそうになってきます。もっとまともな映画に出ろよ…みんなすごく綺麗で演技も悪くないのに…。
開始1時間くらいでキャストバフが解けたので、もうマジで帰りたかったけど、主題歌と特別出演の人を見届けないといけなかったので耐えた。ファンじゃなかったら耐えられなかった。ちなみにラスト10分前くらいで出てきました。マジでかっこよかった。ときめいた。胸が高鳴って、これを本編で味わいたかった。
私はミッドサマーの祝祭に、ミストのラストにキャッキャウフフする側の人間であると思い知った。
好きじゃないとわかってる映画を観るのって本当きっつい。
そこからはそのシーンを脳内で再生して耐えました。
EDを大音量で聴けたので満足です!
もうこの脚本家の作品は二度と見ない!!!
【5/12(金)~5/14(日)の3日間限定】
映画オリジナルステッカー⇒配布終了いたしました。
【注意事項】
・入場者特典は数量限定となります。
・お一人様お一つのお渡しとなります。
チケット購入枚数分のプレゼントはお渡ししておりません。
詳細は公式HPをご確認ください。

この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除長いっす。
また顔スタンプは恐怖の意味ではありません。酷いの意味ッス。
一言で言えば、キャストか主題歌担当のファンでなければ、マジで辛いです。私はジャニオタですがそれでした。擁護したいけど、キャストと主題歌が素敵だったよとしか言えん。すまん。
脚本が「君の花になる」の人です。ここで察した人、マジで2時間を捨てる覚悟で観ることオススメします。
特報動画を編集した人のが本編よりも優秀でした。そこは拍手。
本編はギャグ2、真面目な恋愛(?)が8です。特報動画を作った人、本当にすごい。こっちを見るほうが勉強になります。
本編は全体的にヘイトを上げるコントロールがうまいです。ジャー・ジャー・ビンクスをリスペクトしているのなら脱帽です。それならば素晴らしい出来栄えです。
以下、本編のツッコミです。かなりディスってるので、気分が悪くなったらごめんなさい。
演者とスタッフ(監督、プロデューサー、脚本を除く)は頑張ったと思います。
監督、プロデューサー、脚本以外は。
よくある上層部が駄目だとだめって感じですな。
アイドル映画に内容を求めるなって話ですけど。
この映画は「そうだ…私、邦画苦手だったわ!とくに恋愛映画!」と思い出させてくれました。記憶喪失の解消バンザイ!
さて、ハリウッド映画の技法の1つに、小さい爆発シーンを10分に1度、でかいのは30分に1度出して観客の興味/集中を惹かせろというのがあります。それに習っているのか、嫌がらせなのか、約15分に一回はすれ違いの茶番劇が流れます。最初は「あらあら(´∀`*)ウフフ」で流せますが、次第に「早う言えや糞どもが」と怒りのボルテージが上がっていきます。ジェイソン早く来てくれ。こいつらを血祭りにしてくれ。
それと同時に登場人物達は24歳まで生きてきて、そこまでアホなのかと、これが義務教育の敗北かと、もう悲しくなってきます。とくに主人公の女子。20年ランカーの察してちゃんなので、最初は微笑ましく見ていたのに、1時間後には「母親・彼女気取りの察してアピうざァアアッ!」に変わります。さっさとテメェから言えや。なんの禁忌もしがらみもないのに。声に出してはならない決まりでもあるの?ロマンスを夢見るのは高校で終わらせとけ。
そして幼なじみとはいえ他人の家で無断侵入して料理って、ガス光熱費泥棒やんけ。油料理も跳ねるやろがい。それで女を連れて帰った幼なじみにブチギレるって、連絡いれろや。一晩のロマンスの可能性を考慮しないということは、明らかにこないの確信しとるやんけ、ズルい女やわぁ…。もうなんか少女漫画分かんねぇわ…。出てくる人物はほぼ感情論者しかいないので、マジで辛い。
そもそも女幼なじみのデザイナー設定の子の説明シーンにて素手で液タブ&モニターやPCの台数が明らかに足りない描写があり、リアリティラインが最初から怪しいですが、明確に雲行きが怪しくなってくるのは上映40分後でしょうか。
ホテルのショートラブルをみんなで解決するシーンがあるのですが、多少造形に心得がある人は一気にしらけます。物によりますがそんな早く接着剤は乾かねぇし、採寸もできずに作れるかよ。衣装作り舐めんなよ。作業中、服はもっと汚れますよ。またデザイナーだからといって図案起こしは別業種ですぜ。兼業ならわかるよ。それならCAD写せよ。製図板でもいいよ。デザイナーを何だと思っとるんだ?ドラえもんだとでも思ってんのか?
また、ショーについてもクライアントであるオーナーは埴輪が好きなのであって、ダルシムが好きなわけじゃない。埴輪とも関係ない異文化の衣装(ダルシム)で成功って…何故うまくいったのかがマジで理解できない。解説本をくれ。
ただこのホテル、おそらく某別GのMVで出てきた所なのでちょっと沸きました。でなかったら寝てた。なので進研ゼミスタイルの鑑賞はオススメです。
その後、当て馬と幼なじみの3人でホテルに泊まる流れも、オーナーは隠しカメラ仕掛けて某動画サイトにて広告収入を得てるのでは…というくらい不自然です。じゃなきゃ女1男2の3人で一室とか気が狂っとる。普通に泊まる3人もイカれてる。倫理ドコー?
別ですが窓のカーテンの隙間から見えるホテルの夜景が汚く、描写がないのはそのせいかーと納得。
開始1時間位ですかね。相手の幼なじみ側が主人公に告らない理由が判明しますが、もうバカとしか言えん。怪しいセクシー姉ちゃんについていったら、1ヶ月後に樹海で白骨化してると思うくらいの知能。そんな奴でも大学に行ける…恐怖ですよ。何を学んできたの。学ぼうと思ったのよ。当て馬はよく発狂しなかったな…。本当にいい大学出とるんですかね?マジで、全編を通してキャラクター造形と行動原理に説得力がないんですよ。ある意味でお手本になる脚本ですよ。
その後は主人公が働くお弁当屋さんにて、顧客データから現状の把握&問題を洗い出すシーンがあるのですが、そもそも紙の資料をデータ化する作業からってのが変なんですよ。その紙の資料はどこの何を印刷してんねん。すべて手書きなのか。昭和なんでしょうか。データの原本のコピーデータを渡せよ。そして個人宅はいいんだけど、社内PC渡しなさいよ。情報漏洩って言葉知ってる?
主人公のノートPCも久しぶりに開くとウイルスにかかってる描写が入るのですが、そんなヤベェ状態のPCで作業するなよ…。ロックにイキスギです。企業体制としてイカれてます。ラストで倒産するのも当たり前やがな。
そのデータ化作業を当て馬の幼なじみが手伝うのですが、もう守秘義務ナニそれ美味しいの?と言わんばかりでイライラしかしないです。主人公が成長する機会を奪ってる。優しい虐待反対。
エクセルにグラフを貼ってるんですけど、その後に主人公が出した提案はグラフにするレベルか?店にいて繁忙時間や売上の変化すら分からんの?金が欲しい、相手の幼なじみの傍に居たいという動機だけで選んだにしても、仕事なめすぎやろ。稼ぎ先がなくなったら元も子もないぞ…。こういうのに苦しめられた身からすると、「あたい、ジェイソンの映画に帰る!」ってなりました。
正常な思考をする人間がいない。
これに気づいた時から恐怖が芽生えてきます。会社に勤めたことのない人が作ってるとしか言えないし、OK出した監督とプロデューサーは正気なのか。脚本家、絶対に資料集めしてねぇぞコレ…。現場の温度感を想うと胸が熱くなり涙を誘う。
この一連の過程は主人公が研究熱心でマーケティングまがいのことができますよ的な演出ですけれど、同時にリテラシー0でぇすと言ってるようなもんです。何がしたかったのか。
映画の全体のカテゴリがギャグ時空ならわかりますよ。リアリティライン云々も『ギャグだから!』で納得できます。無駄に真面目に撮ってるからこそ、粗が滅茶苦茶目立つ&登場人物の知能がアホすぎて辛い。どっちかに振り切ってくれ。
ターゲット層は中高生かな?だとしても辛い。
もうキャストがかわいそうになってきます。もっとまともな映画に出ろよ…みんなすごく綺麗で演技も悪くないのに…。
開始1時間くらいでキャストバフが解けたので、もうマジで帰りたかったけど、主題歌と特別出演の人を見届けないといけなかったので耐えた。ファンじゃなかったら耐えられなかった。ちなみにラスト10分前くらいで出てきました。マジでかっこよかった。ときめいた。胸が高鳴って、これを本編で味わいたかった。
私はミッドサマーの祝祭に、ミストのラストにキャッキャウフフする側の人間であると思い知った。
好きじゃないとわかってる映画を観るのって本当きっつい。
そこからはそのシーンを脳内で再生して耐えました。
EDを大音量で聴けたので満足です!
もうこの脚本家の作品は二度と見ない!!!