クスッと笑える箇所が沢山あり、私は息子が野球をやっていたから少し涙が…あっという間の90分でした。見た後に見る甲子園は格別です。青春だなーと思いました。
2022/08/11
中学時代の野球部生活に別れを告げ、高校デビューを目指し茶髪に染めて入学した黒田鉄平。
夢見たバラ色の高校生活は、うっかり野球部の見学に行ってしまい、あっけなくゲームセット。
新入生歓迎の儀式で早々に坊主に逆戻り…練習以前に、グラウンド整備や白線引きにすら怒鳴られる日々。
おまけに一目惚れした同級生は、なんと先輩の妹(手を出したら、即死)。
そしてヒエラルキーの頂点に立つのは、ヤバい見た目と言動で三年生をも震え上がらせる最恐の監督。強くはない、けど別に 弱小でもない。
そんな中途半端な並の都立高校野球部で、助け合ったりいがみ合ったりしながらも生き延びていく黒田ら一年生。
そして、恐れていたはずの“伝統”に、気がつけば自分たちも染まっていた…。
醍醐虎汰朗 / 黒羽麻璃央 / 駒木根隆介 / 市川知宏 / 三浦健人 / 里崎智也 / 小沢仁志 / 髙嶋政宏
(C)2022「野球部に花束を」製作委員会
クスッと笑える箇所が沢山あり、私は息子が野球をやっていたから少し涙が…あっという間の90分でした。見た後に見る甲子園は格別です。青春だなーと思いました。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除球児の日常を映していて良かった。また、変に恋愛ものにならず良かったと思う。
高嶋さんの演技も素晴らしく、彼が部の体制や考え方を良く表現している。
里崎さんの"野球部あるある"は、未経験者には難しかった。
本作の主題となっているのは徹底して上下関係であり、エンドロールのキャストも野球部3年から2年、1年の順に示されていたように思う。
徹底した上下関係に染まっていきながら、同時に人として大切なことを多く学んでいくという状況。まさに現代と矛盾し、公式で言われているように時代逆行型の作品である。
遅刻の場面での現代の高校生と黒田の違い、後輩の1年生女子の存在を通し、現代との差が少し見え隠れする。
上下関係、それに染まり、それが連綿と続くことが主題の故、彼らの日常・成長は1年しか描かれていない。彼らが3年生の時の試合を見たかった感じはあるが、仕方がないか...
原作は未読だが、もし続編があるならそれに期待したい。
上下関係の有無、その善し悪しは各自考えてもらうとして、いずれにしても面白い映画で楽しめた。youtubeで公式の本編映像が少し公開されていたので、振り返りたい方は是非。
(大学生、野球未経験)
なかなかのエンタメでした。感動とか涙とか一般的に求められるものは全く無いと覚悟の上、敢えて推します。笑えます。昭和の人なら分かる!が盛り込んであり共感できるが若い人には⁇かも。
部活アルアル満載で、分かるわかる!と最後まで、飽きることなく見ることができました。面白かったです。