『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』で僕をとりこにしてくれた、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作である。
期待度も当然大きい。しかし今回は前2作品で魚眼レンズをもちいて独特の世界観を作り上げた作品とは異なり、がっかりした。
現代を舞台にした3つの物語で構成されているが、いまいち、映像から投げかけられる一般的な価値観とは異なる〔人間不条理〕の世界に入り込めなかった。
といって全く駄目なわけでもなく、2話のラストシーンは粋な演出で感心し、3話は死んだ人間が生き返るシーンはカール・テオドラ・ドライヤー監督の『奇跡』(1954年デンマーク映画 1979年公開)を思いださせてくれた。
この2箇所のシーンはズバ抜けており(ワイシャツにケチャプが係るユーモア溢れるシーンも含めて)、また、ピアノの不調和音が耳に残り印象的でヨルゴス・ランティモス監督らしさが出ていたが………
トータル的に評価すると僕には〔荷が重い〕映画でした。
映画の読解力がなく、ごめんなさい。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』で僕をとりこにしてくれた、ヨルゴス・ランティモス監督の最新作である。
期待度も当然大きい。しかし今回は前2作品で魚眼レンズをもちいて独特の世界観を作り上げた作品とは異なり、がっかりした。
現代を舞台にした3つの物語で構成されているが、いまいち、映像から投げかけられる一般的な価値観とは異なる〔人間不条理〕の世界に入り込めなかった。
といって全く駄目なわけでもなく、2話のラストシーンは粋な演出で感心し、3話は死んだ人間が生き返るシーンはカール・テオドラ・ドライヤー監督の『奇跡』(1954年デンマーク映画 1979年公開)を思いださせてくれた。
この2箇所のシーンはズバ抜けており(ワイシャツにケチャプが係るユーモア溢れるシーンも含めて)、また、ピアノの不調和音が耳に残り印象的でヨルゴス・ランティモス監督らしさが出ていたが………
トータル的に評価すると僕には〔荷が重い〕映画でした。
映画の読解力がなく、ごめんなさい。
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ネタバレフィルター解除前の『哀れなるものたち』が面白かったので今回も見に行きました。
万人受けはしないかな~とは思いましたが、私は面白かった!
簡単に言えば3つの異なるストーリーを同じ俳優たちで演じるといった感じ。
ストーリーを自分で理解していく謎ときみたいです。
私は最後の3個目の宗教?な話ば面白すぎて・・!オチも笑った((笑))1話は支配される男、2話は支配される妻って感じです。
????な作品ですが、あんまり考えず見るとめちゃ楽しめます♪
最後に複線回収するシーンもあって、なぜかまとまりを感じました((笑))