アニョハセヨ〜、映画大国である大韓民国から新たな怪奇映画がやって来た。
霊能力を持たない霊能者で、巧みな話術と秀でた観察眼と洞察力によるプロファイリングで本物のように振る舞うチョンの姿はさながら『メンタリスト』のパトリック・ジェーンのよう。
コールド・リーディングやレトロ・フィッティングを駆使して相手を煙に巻く詐欺さながらな(詐欺師だけど)様に思わずニヤリとさせられる。いいですね、こういうクレバーなキャラクターは。
終盤のガチバトルにもこの要素を入れてジョセフ・ジョースターばりに戦って欲しかった、残念!
敵キャラである梵天も面白いキャラクター設定で、人の体を転々としながら霊力を蓄えて神になろうとする悪鬼悪霊の類。こいつの狙いは霊が視えるユギョンの目で、それを得ようと自身の分霊を人に憑依させて襲ってくるのだが「使うには触媒(人間の指)が必要」「一度にとり憑けるのは一人のみ」といった制限があるのも能力バトルものみたい。
でもちょっと待って、なんでチョンにとり憑かないの? 特殊な目を持つユギョンには霊的抵抗力があるとかで憑依できないのかもしれないけど、霊能力の無いチョンにはとり憑けるんじゃない?
主人公補正?
まぁ、いつも持っている退魔の力を持つ七星剣が護符になっているのかもしれないけど、このあたりは説明不足に思えた。
この退魔の力を宿す七星剣の他にも悪霊に反応する鈴や封印する力がある曼荼羅図みたいな設経《ソルギョン》など、道教チックな呪具《マジックアイテム》の数々も魅力的。
退魔の力はあるけど霊が見えないチョンと、霊は視えるが戦えないユギョンのバディもいい感じ。
でもなんか別の作品でも霊が視えるけど霊を祓う力がない人と、霊を祓う力はあるのに霊が視えない人のバディもの作品があったような記憶が……。
あと全然似てないのにユギョン役のイ・ソムが花澤香菜に見えてしょうがなかっです、髪型のせいだ。
みんなの感想
忠行
アニョハセヨ〜、映画大国である大韓民国から新たな怪奇映画がやって来た。
霊能力を持たない霊能者で、巧みな話術と秀でた観察眼と洞察力によるプロファイリングで本物のように振る舞うチョンの姿はさながら『メンタリスト』のパトリック・ジェーンのよう。
コールド・リーディングやレトロ・フィッティングを駆使して相手を煙に巻く詐欺さながらな(詐欺師だけど)様に思わずニヤリとさせられる。いいですね、こういうクレバーなキャラクターは。
終盤のガチバトルにもこの要素を入れてジョセフ・ジョースターばりに戦って欲しかった、残念!
敵キャラである梵天も面白いキャラクター設定で、人の体を転々としながら霊力を蓄えて神になろうとする悪鬼悪霊の類。こいつの狙いは霊が視えるユギョンの目で、それを得ようと自身の分霊を人に憑依させて襲ってくるのだが「使うには触媒(人間の指)が必要」「一度にとり憑けるのは一人のみ」といった制限があるのも能力バトルものみたい。
でもちょっと待って、なんでチョンにとり憑かないの? 特殊な目を持つユギョンには霊的抵抗力があるとかで憑依できないのかもしれないけど、霊能力の無いチョンにはとり憑けるんじゃない?
主人公補正?
まぁ、いつも持っている退魔の力を持つ七星剣が護符になっているのかもしれないけど、このあたりは説明不足に思えた。
この退魔の力を宿す七星剣の他にも悪霊に反応する鈴や封印する力がある曼荼羅図みたいな設経《ソルギョン》など、道教チックな呪具《マジックアイテム》の数々も魅力的。
退魔の力はあるけど霊が見えないチョンと、霊は視えるが戦えないユギョンのバディもいい感じ。
でもなんか別の作品でも霊が視えるけど霊を祓う力がない人と、霊を祓う力はあるのに霊が視えない人のバディもの作品があったような記憶が……。
あと全然似てないのにユギョン役のイ・ソムが花澤香菜に見えてしょうがなかっです、髪型のせいだ。