2023年第76回『カンヌ映画祭』でパルム・ドーム賞及びパルム・ドッグ賞を受賞した話題作である。
ジェスティーヌ・トリエ女流監督作品は初めてであり、今後の作品も注目しなければならない。
雪山の山荘で男が転落死する。この男の転落死を巡ってのミステリー映画+法廷劇映画である。
終盤1時間程の〔法廷劇〕がフランス語、英語が飛び交う中でスリリングな面白さで展開されていく。派手な見せ場はなく、じっくりと登場人物の内面を捉えていくので、人によっては退屈に感じるかもしれないが、眼が肥えている映画好きにはたまらない。
母親役のサンドラ・ヒュラー、11歳の視覚障害を持つ男の子が印象に残る。
そして何よりも、僕が気にいったのはボーター・コリー犬のスヌープが登場する場面で犬好きにはたまらないし抜群の演技力である。パルム・ドック賞も当然である。
みんなの感想
おやじ


2023年第76回『カンヌ映画祭』でパルム・ドーム賞及びパルム・ドッグ賞を受賞した話題作である。
ジェスティーヌ・トリエ女流監督作品は初めてであり、今後の作品も注目しなければならない。
雪山の山荘で男が転落死する。この男の転落死を巡ってのミステリー映画+法廷劇映画である。
終盤1時間程の〔法廷劇〕がフランス語、英語が飛び交う中でスリリングな面白さで展開されていく。派手な見せ場はなく、じっくりと登場人物の内面を捉えていくので、人によっては退屈に感じるかもしれないが、眼が肥えている映画好きにはたまらない。
母親役のサンドラ・ヒュラー、11歳の視覚障害を持つ男の子が印象に残る。
そして何よりも、僕が気にいったのはボーター・コリー犬のスヌープが登場する場面で犬好きにはたまらないし抜群の演技力である。パルム・ドック賞も当然である。