T・ジョイ長岡

いかづち

絶対映画館で見るべき
最初からクライマックスみたい

ピュエラマギ・ホーリークインテッド

　もう、本当に映画作りが上手い。巧みなカメラワーク、ヒリヒリと近付いてくる緊張感、現実に起きている出来事であろう恐怖感。余計なものが一切描かれず、常に集中してあらゆる情報を汲み取り吸収したくなる。

　完璧すぎて、お気に入り作品のひとつになった。

忠行

デンゼル・ワシントンが19秒で悪を裁く元CIAの凄腕工作員ロバート・マッコール、通称イコライザーを演じるシリーズ３作目にして最終作。
私生活では無口で穏やか、その言動からは知的な印象を感じさせる模範的な市民のマッコールさん。だが善良な人々が悪に脅かされるや冷酷非情な殺人マシーンと化して悪党どもをぶちのめす。
そんなアメリカ版『必殺仕事人』（しかも完全無料）とも言うべき物語ラストの舞台は南イタリアの小さな港町アルテモント（アトラーニ）。
ある〝仕事〟のさい中に重傷を負ったマッコールは街の人々に助けられ、暴力とは無縁の穏やかで平穏な日々を過ごす。
だが一見平和そうな街にはとんでもない悪党が巣食っていた。そんなクズが善良な市民を食いものにするのを見過ごせるマッコールさんではない、悪・即・斬の正義を遂行する――。
『ジョン・ウィック』に比べるとアクションが物足りないという意見もあるそうだが、とんでもない。コルク抜きなど身近にある物を使って戦う戦闘スタイルは健在で、手の正中神経を押さえて相手を無力化するところとか『シグルイ』の骨子術みたい。
悪党相手に容赦なく暴力を振るえる、ぶっ殺す主人公てスカッとしますよね。
非殺《ころさず》とか暴力ダメ絶対とか、ストレスがたまりますから。
力愛不二という言葉があります。
道理の通らない悪人を前にどのような正論を唱えたところで通じません。
そのような悪人の蛮行から身を守る力が無ければその人は無力です。
どんなに強い腕力や優れた知力、莫大な財力や権力を持っていたとしても、その使い方を誤ればそれはただの暴力にすぎません。
力なき正義は無力であり正義なき力は暴力です。
力と愛が一つとなる陰陽の思想。これが力愛不二です。
マッコールさんはそれを体現している。

ヒロ

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ばーば

実行力というか、ちょっと残酷だけどあの早さには、いたも惚れ惚れします。
FINALとはいわずに、まだまだ観たいものです。

オーークボー

凄い面白くてサイコーでした！初めて見たのが3だったので慌てて1と２を観たら全て良かったです！デンゼル・ワシントンもかっこいい