アメリカ視点以外のベトナム戦争映画を初めて見ました。オーストラリアも激戦をしたんですね。エンドロールに流れる戦死者の年齢を見て、悲しくなりました。
7月17日(金)公開
1966年8月18日未明、南ベトナム。ヌイダット地区にあるオーストラリア軍司令部の基地がベトコン部隊による迫撃砲の急襲を受ける。翌朝土砂降りの雨、雷鳴が轟くなか発射地点を突き止めるため偵察に向かったハリー・スミス少佐(トラヴィス・フィメル)率いるオーストラリア軍D中隊。その小隊に属する兵たちは徴集兵で、平均年齢21歳と非常に若く経験が圧倒的に不足していた。
中隊長である少佐は、素人同然の徴集兵を率いることに意義を見出せず、准将(リチャード・ロクスバーグ)に特殊部隊への異動を希望するも却下されていた。士気がままならないなか、第10、11、12の3小隊に分かれて前線を進む。ロングタンのゴム園に差し掛かると第11小隊がベトコン兵と遭遇。交戦となるがベトコン兵は散り散りに逃げて行く。安心した小隊は前進するも、既にベトコン兵の大軍に囲まれてしまっていた。自らの命を顧みないベトコン兵は容赦なく機関銃掃射で襲い掛かる!四方八方から銃撃を受け、戦闘開始からわずか20分で28人構成の小隊のうち半数以上が負傷。味方からの応援部隊も近づけない平坦なジャングルで小隊は絶体絶命の状況に追い詰められてしまう。
ベトコン兵から放たれる機関銃の嵐の中、少佐は遂に基地へ指令を出す。目前にいる敵へ後方から迫撃砲を撃つ要請をしたのだ。「責任は取る。極限着弾(デンジャー・クロース)を要請する」。それは味方に対して超至近距離で撃つことになり、小隊が全滅してしまう危険な作戦である。
一方基地本部では、応援の大隊を出撃させるかの判断をする時が迫っていたのだった…。
トラビス・フィメル / ルーク・ブレイシー / アレクサンダー・イングランド / ダニエル・ウェバー
(C)2019 TIMBOON PTY LTD, SCREEN QUEENSLAND AND SCREEN AUSTRALIA
アメリカ視点以外のベトナム戦争映画を初めて見ました。オーストラリアも激戦をしたんですね。エンドロールに流れる戦死者の年齢を見て、悲しくなりました。
全編戦闘シーンのみでCGや特撮は無く昔風のアナログ感のある作品 特に個々の裏話や余計な場面は少なくテンポも早くて見やすい作品