マティルデがなにしろ可愛い。そして強い。レジスタンスの親玉良かったなぁ。
戦争の場面がリアルで、やっぱり絶対やってはいけないことなのだと思い知らされる。予知能力があっても未来を変えることは出来ないのね。マリオのち〇ぽはデカかった。
2023/05/12
第二次世界大戦下のイタリア。ユダヤ人の団長イスラエルが率いるたった5人の小さなサーカス団「メッツァ・ピオッタ(100リラ硬貨の半分、の意)」の仲間たち、光と電気を操る少女マティルデ、アルビノの虫使いチェンチオ、多毛症の怪力男フルヴィオ、磁石人間の道化師マリオらは、その特殊な能力のせいで普通に暮らすことができず、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らしてきた。だがイタリア国内でもナチス・ドイツの影響が強まる中、なんとか戦火を逃がれ皆をアメリカへ脱出させようとしていたイスラエルが、突然姿を消してしまう。マティルデがどうにか団長を探し出そうと奔走する一方、フルヴィオら3人は仕事を求めてベルリン・サーカス団の門を叩く。ド派手なパフォーマンスが話題のナチス・ドイツの陽気な広告塔。しかし団長のフランツは、裏でナチスを勝利に導く異能力者を探して人体実験を繰り返す恐ろしい男だった。フランツとの危険な出会いは、メッツァ・ピオッタ・サーカスの仲間たちをナチス・ドイツ軍との壮絶な戦いへと導いてゆくのだが……。
クラウディオ・サンタマリア / アウロラ・ジョヴィナッツォ / ピエトロ・カステリット / ジャンカルロ・マルティーニ / ジョルジョ・ティラバッシ / フランツ・ロゴフスキ
(C)2020 Goon Films S.r.l. - Lucky Red S.r.l. - Gapbusters S.A.
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除マティルデがなにしろ可愛い。そして強い。レジスタンスの親玉良かったなぁ。
戦争の場面がリアルで、やっぱり絶対やってはいけないことなのだと思い知らされる。予知能力があっても未来を変えることは出来ないのね。マリオのち〇ぽはデカかった。
アベンジャーズやX-MENに劣らぬ面白さ!
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ネタバレフィルター解除面白い!
単純に面白いだけでなくT4《テーフィア》作戦で心身に障害のある人たちの多くを死に追いやったナチスが異形異能の人たちに固執するという、しかもその指導者フランツ自身もまたとある身体的特徴により劣等感を抱き、精神を病んだキャラクターというのがなんとも言えない。
このフランツはとても難儀な人物で、やっている事は極悪非道かつ非合理的なのですが「ああ、こいつ辛かったんだろうなぁ……」と〝同情の余地はないけど同情してしまう〟タイプの敵役。
『X-MEN』のサイドストーリーにあっても違和感のないお話で、観終わった後にこれから彼らはどうなるんだろうとか妄想がはかどります。