雪山で遭難し生死を彷徨うなか親友ジヨンからの衝撃的な告白を受けた浅井。開始10分ほどで物語の歯車がかなり大きく動き出します。山小屋で繰り広げられるジヨンと浅井の奔走劇は想像以上にホラー要素が強く、思わず声を上げてしまったシーンもありました。しかし、ただ単にホラー一辺倒ではなく人間の浅はかさ醜さを表現した深い作品でした。
2024/05/31
大学山岳部OBで親友の浅井とジヨンは、16年前、大学の卒業登山中に行方不明となって事故死とされている同級生の西田さゆりへの17回忌となる慰霊登山中、猛吹雪により遭難してしまう。脚に大怪我を負ってしまい、死を確信したジヨンは、実は16年前にさゆりは自分が殺害したのだと浅井に‘告白’する。長きに渡り背負ってきた十字架を降ろしたことで安堵し、死を受け入れたジヨンだったが、その直後、眼前に山小屋が出現し、二人は助かってしまった。薄暗い山小屋の中、明け方まで救助隊が来るのを待つ二人だったが、浅井はジヨンの態度がどこかおかしいことに気づく。「アイツは“告白”したことを後悔している。オレを殺すかもしれない」
この上なく異様で“気まずい”空気が流れる山小屋内。そして、ジヨンの行動は常軌を逸し始め、狂気をはらんでいくのだったが―。
生田斗真 / ヤン・イクチュン / 奈緒
(C)2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/「告白 コンフェッション」製作委員会
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除雪山で遭難し生死を彷徨うなか親友ジヨンからの衝撃的な告白を受けた浅井。開始10分ほどで物語の歯車がかなり大きく動き出します。山小屋で繰り広げられるジヨンと浅井の奔走劇は想像以上にホラー要素が強く、思わず声を上げてしまったシーンもありました。しかし、ただ単にホラー一辺倒ではなく人間の浅はかさ醜さを表現した深い作品でした。
自分だったらどうする?!
ある意味ホラーより恐怖。あっという間に時間がたっていた。