「雪風」は某アニメのファンには割と有名な船ですね。その雪風を主役にした映画が公開されるということで注目していました。
数々の海戦に出撃して生還した雪風と乗組員の姿に感動しました。人を助けて還すことをテーマにした作品は戦争映画としては異色でした。本作はあちこちで酷評されているようですが、上記のテーマに沿って鑑賞すれば満足のいく内容だと思います。映像に関しても、凄惨な場面(戦闘シーン)を生々しく描くことが必ずしも優れた表現とは思えませんし。ただし、確かに蛇足のような場面は少しありましたね。
みんなの感想
YS
いもうと


上層部に物申す強い漢。戦闘で特攻で空襲で、飢えて、たくさんの人が亡くなったのだということを忘れずにいよう。

「雪風」は某アニメのファンには割と有名な船ですね。その雪風を主役にした映画が公開されるということで注目していました。
数々の海戦に出撃して生還した雪風と乗組員の姿に感動しました。人を助けて還すことをテーマにした作品は戦争映画としては異色でした。本作はあちこちで酷評されているようですが、上記のテーマに沿って鑑賞すれば満足のいく内容だと思います。映像に関しても、凄惨な場面(戦闘シーン)を生々しく描くことが必ずしも優れた表現とは思えませんし。ただし、確かに蛇足のような場面は少しありましたね。
上層部に物申す強い漢。戦闘で特攻で空襲で、飢えて、たくさんの人が亡くなったのだということを忘れずにいよう。
この感想にはネタバレが含まれています!
ネタバレフィルター解除史実に基づいたフィクションとのことでしたが。
劇中で雪風は人員救援に特化した活躍したようで、現在では自衛隊のPJ(テレビドラマでもあった)に近い活動だったのではと思う。実際劇中でも雪風の艦長の娘が現代の日本で海自による被災地の救援活動を行なっている場面があった。
しかしながら、大和の特攻出撃は辛い。あの場面は見事に散った(沈んだ)大和に「天晴れ!」という思いと
くやしい思い(アメリカの野郎め!)の2つが重なった。
戦争に行く人、待つ人の心情が、うまく表現されていた。
戦後80年だが、40年前に生まれたら。
つい、最近と感じ、みていた。
戦闘シーンや救助シーン、家族のシーンはあるけれど、ストーリーが薄かった。
また、最後に映画の主題をセリフで直接表現していたが、もう少しストーリーとして盛り込むことはできなかったのだろうかと思う。
表現力のある役者さんをたくさん起用しているのだから、もう少しどうにかできた気がする。
いつもの戦争映画だが日米大戦の米国優勢に変わる潮目を変えた時期の物語。私の母方の叔父はミッドウェー海戦に2度参加し2度目の海戦で戦死したので個人的に悲しいものでした。
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ネタバレフィルター解除蛇足という言葉がこれほど合う映画も珍しいです。
終戦後の復員のシーンで艦長が扉を閉めるシーンで暗転、エンドロールで良かったと思います。
その後の某女優さんを無理矢理出させてる感が最後凄かったです。(あの脚本はある意味某女優さんが一番被害者かも)
素晴らしい映画でした。終わりの演出には賛否あるかと思いますが、この国を良くしていかねばと強く思いました。
「雪風」の存在を知りませんでした。
上映時間が短い中で、いろんな事を伝えることはたいへんだったと思います。
ありがとうございました。
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ネタバレフィルター解除史実に基づいたフィクションということで、ある程度脚色があるとは言え、徐々に前線が後退して敗戦の色濃くなっていくのは現実味がありました。演出には賛否あるようですけど。
海に放り出された兵を救出する役目も果たす駆逐艦でさえ、沖縄戦では戦艦大和とともに特別攻撃に使われようとしたことはショックでした。しかし、兵を救出して帰ってくる使命を果たすべく、片道ではなく通常通りの給油を訴える艦長の姿は感動的でした。また、新たに就任した戦艦大和の艦長の姿も。
結局、日本は敗戦を迎えることになったけど、その背景にはたくさんの英霊たちの様々な思いがあったこと、改めて感じました。
子供の頃に戦記物で雪風の事は、知っていたので映画になったのを知って必ず見に行きたいと思い鑑賞しました、何だか幾度も涙が出てきて今の平和を絶対に死守しなければと思いました。一刻も早くパレスチナやウクライナの戦争が終わらせるには私達は何をどうしたら良いのでしょうか?!