もう半世紀前に公開された映画ですが、リマスター効果で映像も音もキレイに!デジタル作画が進んだ現代の目で見ると、とにかく手描きの絵が荒々しい。それに製作体制の混乱からか、ところどころ口パクが合っていないところや、物語全体の設定が一貫していない場面もあり、全体的にかなり荒削りな作りです。しかし、ラスト近くの主人公・古代進の台詞をはじめ随所に、戦争体験者のスタッフだからこそ言える大事な主張が散りばめられています。デジタルなアニメ大作もいいですが、ヤマトみたいな、アナログ剥き出しの昭和のアニメも、もっと注目されてもらいたいです。
もう半世紀前に公開された映画ですが、リマスター効果で映像も音もキレイに!デジタル作画が進んだ現代の目で見ると、とにかく手描きの絵が荒々しい。それに製作体制の混乱からか、ところどころ口パクが合っていないところや、物語全体の設定が一貫していない場面もあり、全体的にかなり荒削りな作りです。しかし、ラスト近くの主人公・古代進の台詞をはじめ随所に、戦争体験者のスタッフだからこそ言える大事な主張が散りばめられています。デジタルなアニメ大作もいいですが、ヤマトみたいな、アナログ剥き出しの昭和のアニメも、もっと注目されてもらいたいです。
「何も変わってないじゃん!」と思ったけど、実はそれが凄い事なんだネ…ファンの一人として、この先、どんなに映像技術が革新されても、それに対応して、永く愛されていく事を願います。