『彼らが本気で編むときは、』と同様に荻上直子の映画は実に不思議で多様な価値観を持った人物が登場する。
 『波紋』もご多分に漏れず、荻上直子監督・脚本でブラックユーモアをふんだんに交えて、筒井真理子扮する主人公の置かれた立場を独特な映像表現をもちいて描いていく。
 夫の失踪事件、義理の父の介護と死、怪しい宗教団体と如何わしい水(緑命水)と水晶玉(?)、お祈り、宗教の勉強会、掃除婦のおばさん、一人息子の自立、庭の枯山水、夫の癌と死などなど。
 とりとめのない日常生活を繰り返しながら前を見て進んでいく筒井真理子の力強い生き方。光石研、磯村勇斗、木野花等の脇役も適材適所で楽しめる。
 軽いノリの映画とは異なるが、見て損のない映画である。
 終盤の40分の映画構成が秀抜であり、特にラストで筒井真理子が喪服姿で雨が降るかな楽しそうに踊る〔フラメンコ〕に映画的カタルシスを感じた。
 今年 見た〔日本映画〕の中でトップの出来栄えである。
                            
                                みんなの感想                                
                            
                            
                                                                                                            
                                            
                                                 おやじ
                                                おやじ
                                            
                                            
                                                
                                        
                                                                                                                                                
                                            
                                                 nozomimi
                                                nozomimi
                                            
                                            
                                                
                                        
                                                                                                    
                            
                            
                                 
                            
                        
                     おやじ
                                                おやじ
                                             nozomimi
                                                nozomimi
                                            小気味いい感じです。
じわじわきます。
フラメンコのパルマで気持ちあがります⤴︎
ちなみにギターは新潟市出身の徳永兄弟の
弟さんが弾いてます。
 
                            
                         
                         
                 
                             
                            

『彼らが本気で編むときは、』と同様に荻上直子の映画は実に不思議で多様な価値観を持った人物が登場する。
『波紋』もご多分に漏れず、荻上直子監督・脚本でブラックユーモアをふんだんに交えて、筒井真理子扮する主人公の置かれた立場を独特な映像表現をもちいて描いていく。
夫の失踪事件、義理の父の介護と死、怪しい宗教団体と如何わしい水(緑命水)と水晶玉(?)、お祈り、宗教の勉強会、掃除婦のおばさん、一人息子の自立、庭の枯山水、夫の癌と死などなど。
とりとめのない日常生活を繰り返しながら前を見て進んでいく筒井真理子の力強い生き方。光石研、磯村勇斗、木野花等の脇役も適材適所で楽しめる。
軽いノリの映画とは異なるが、見て損のない映画である。
終盤の40分の映画構成が秀抜であり、特にラストで筒井真理子が喪服姿で雨が降るかな楽しそうに踊る〔フラメンコ〕に映画的カタルシスを感じた。
今年 見た〔日本映画〕の中でトップの出来栄えである。
小気味いい感じです。
じわじわきます。
フラメンコのパルマで気持ちあがります⤴︎
ちなみにギターは新潟市出身の徳永兄弟の
弟さんが弾いてます。