アン王女(オードリー・ヘプバーン)は次なる訪問地ローマを訪れた。だが公式行事の連続に20才を過ぎたばかりの若い王女は苛立ち、疲れ切っていた。鎮静剤を飲んだものの逆に目が冴えて眠れなくなったアンは、侍従の目を盗んで夜の街へ出た。だが歩いているうちに薬が効いてきてベンチで寝こんでしまう。そこへ通りかかったアメリカの新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)は、彼女を王女とも知らず自分のアパートへ連れ帰るが―。
オードリー・ヘプバーン / グレゴリー・ペック / エディ・アルバート / テュリオ・カルミナティ